大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

今日はバナナの日!

2020年08月07日 | 今日は何の日

8月7日はバナナの日です!

8月は夏バテなど体力を消耗する日が多いことから、バナナを食べて暑い夏を乗り切ってもらいたいと、日本バナナ輸入組合が8月7日を「バナナの日」に制定しました。

日付は「バ(8)ナナ(7)」の語呂合わせです。

バナナは、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称です。 そして、バナナは食用果実として非常に重要で、2009(平成21)年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼります。

このバナナの栽培の歴史は、パプア・ニューギニアから始まったと考えられていて、パプア・ニューギニア高地のワギ渓谷にあるクック遺跡での発掘によって、オーストロネシア人の到来以前の完新世前期にオーストラリムサ(Australimusa)というニューギニア在来種が人の手によって栽培されていたいくつかの証拠が見つかっています。 さらに東南アジアからニューギニアにかけての地域で栽培化されたバナナは、マレー・ポリネシア系民族が太平洋の島々に移住していくに連れて、それらの島々にも広がっていきました。

日本におけるバナナの歴史については、日清戦争の9年後の1903(明治36)年に、日本統治下に置かれた台湾から神戸港に向けて、7カゴのバナナを移入したのがバナナ輸入の始まりと言われています。しかし、当時は一般人が入手出来ない高価な希少品でした。
その後、第二次世界大戦中は輸入が途絶えるなどして、戦後には再開されましたが、不急不要品としてGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により輸入制限が課せられていたため、希少品であることに変わりはなく、価格は4~5本につきサラリーマンの平均給与の2.5%程度(平均月収30万円ならば7500円)でした。 そして1963(昭和38)年にバナナ輸入が自由化され、フィリピン産バナナが台頭するなどにより、ようやく安価な普及品へと変化しました。

特に旬がなく1年中いつでも食べることができるバナナは、我が国の輸入果実の中で一番の輸入量を誇っています。

バナナといえば、今でこそ値段的にも気軽に買える果物ですが、かつてはおみやげ品や病気の時などしか食べることができない高級品でした。
そして、バナナはすぐに吸収されてエネルギーに変わるブドウ糖のほか、黒糖、ショ糖、でんぷんなど、吸収される速度の異なるさまざまな糖類を含んでいてエネルギーが長く持続するので、現在ではスポーツ選手の補給食や災害時の非常食、ダイエット向きの食品としてなど、いろいろな場面で利用されています。

また、バナナは果物の中でも塩分を排出して血流をよくするカリウムが多いので、汗をかくためにカリウムが不足しやすい夏にはぴったりの食べ物です。


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