兵庫県高砂市にある高砂駅は、西代駅から山陽姫路駅までを結んでいる山陽電鉄本線(54,7km)の駅です。 もともとは神戸姫路電気鉄道の高砂町駅として、1923(大正12)年8月19日に開業しました。
待避設備を備えた島式ホーム2面4線を有する地上駅で、駅舎は下り線南側の神戸寄りにあります。
2014(平成26)年度の1日の平均乗降人員は6,860人で、これは山陽電鉄の全49駅中9位です。
この高砂駅には、全営業列車が停車します。
また、かつて当駅の南側に国鉄高砂線（加古川～高砂間・8,0km）の高砂北口駅がありましたが、1984(昭和59)年11月30日限りで高砂線が廃止されたことに伴い、廃駅となりました。
＜高砂駅の年表＞
・1923(大正12)年8月19日：神戸姫路電気鉄道の高砂町駅として開業
・1924(大正13)年1月16日：駅名が電鉄高砂駅に改称される
・1927(昭和2)年4月1日：神戸姫路電気鉄道が宇治川電気と合併し、同社の駅となる
・1933(昭和8)年6月6日：宇治川電気の鉄道部門が分離独立して山陽電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
・1948(昭和23)年3月1日：戦後改めて設定された急行の停車駅となる
・1952(昭和27)年12月19日：特急の停車駅となる
・1991(平成3)年4月7日：駅名が高砂駅に改称される
・1995(平成7)年1月17日：阪神・淡路大震災で全線が不通になったことにより、営業休止
・1995(平成7)年1月18日：山陽明石駅～山陽姫路駅間が運転再開したことにより、営業再開
・2006(平成18)年7月1日：ICカードPiTaPaの利用が可能になる
・2011(平成23)年3月1日：駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年3月21日：IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2014(平成26)年4月1日：駅ナンバリングの導入
（駅 名 標）
（西代方面を望む）
（高砂駅駅舎）
（駅 舎 内）
（廃止された国鉄高砂線の高砂北口駅跡）
撮影年月日：2016(平成28)年7月18日