滋賀県高島市新旭町にあるJR西日本の新旭駅は、東海道本線の山科駅から琵琶湖西岸を迂回して近江塩津駅までを結んでいる湖西線(74,1km)の旅客駅として、1974(昭和49)年7月20日に開業しました。
12両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する高架の無人駅です。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は1,144人で、これは起終点駅を除く湖西線の全19駅中11位です。
この新旭駅は高島市役所の最寄り駅で、特急以外の全ての営業列車が停止します。
新旭駅が属する湖西線は、大阪と北陸方面を結ぶ短絡線という目的から高速走行を狙う路線として建設されたため、ほとんどの区間がトンネルや高架線となっており、湖西線内に踏切は設置されていません。
そして、大阪と北陸地方を結ぶ特急列車や、西日本と日本海側の各地や北海道とを結ぶ日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物列車などが当路線を経由するほか、沿線から京阪神方面への通勤・通学路線にもなっています。
<新旭駅の年表>
・1974(昭和49)年7月20日:国鉄湖西線の旅客駅として開業
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2006(平成18)年10月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2009(平成21)年7月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2010(平成22)年10月21日:組織改正により、京都支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
・2011(平成23)年3月12日:ホームが12両編成対応に延伸される
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2016(平成28)年10月5日:駅名標をラインカラー入りのものに更新
(駅 名 標)
(山科方面を望む)
(近江塩津方面を望む)
(新旭駅・東口)
(駅 舎 内)
(新旭駅・西口)
撮影年月日:2016(平成28)年8月21日