奈良県香芝市にあるJR西日本の五位堂駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87,5km)の駅です。 もともとは駅間距離が比較的長い香芝駅~高田駅間(4,9km)の中間付近に行き違い設備を設けるために五位堂信号場として、1940(昭和15)年2月8日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
平屋の駅舎が上りホーム(王寺方面行きホーム)側にあり、下りホームへは跨線橋で連絡しています。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は722人で、これは起終点駅を除く和歌山線の全34駅中11位です。
駅名の由来は、香芝市から五位堂の地名を生かした駅名とするように要望があり、当駅から約1kmの所にある近鉄大阪線の五位堂駅と区別するため、JRを付けてJR五位堂駅となりました。
<JR五位堂駅の年表>
・1940(昭和15)年2月8日:国鉄和歌山線の五位堂信号場として開設
・1949(昭和24)年7月15日:五位堂信号場が廃止
・1955(昭和30)年2月8日:五位堂信号場を再び設置
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に承継される
・2004(平成6)年3月13日:旅客駅に昇格してJR五位堂駅として開業
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
(駅 名 標)
(王寺方面を望む)
(和歌山方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(JR五位堂駅駅舎)
撮影年月日:2015(平成27)年8月9日