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ペンション日記

ペンション周辺の写真や毎日の出来事を紹介します

尊厳死?

2006-03-29 | ニュース

ここ2日ほど書こうと思っていたものです。

ニュースで某病院の医者が、「尊厳死」として回復の見込みが薄い患者を安楽死させていたというもの。新聞ニュースで見る限り、医者が勝手に命を奪う、怖い話のような感じがしましたが、逆の場合もあると思います。

もしも患者本人もしくは家族の願いということで医者がやむなくやったとしたら。人の命を救うべく勤めている医者が、やむなくしてその人の最後を決定する役を背負ったとしたら・・・これはかなり遺族からは感謝されるお医者さんになるのではないでしょうか?

どこに人の命を喜んで奪う人間がいるでしょうか?できればそんな役目は背負いたくないはずです。そんな大変なことをしたら、後で騒がれることは間違いないわけですから。
だから遺族としても頼むに頼めない、そんな状況があったりするのではないでしょうか?

少し前に、事故によって体が不自由になり、自ら死を願うという話の映画を見ました。(実話だったかな??)彼は首から下が動かなくなり、他の人の助けがないと生きていけません。歩くことも、食事をすることもできません。
そんな生活を10数年(正確には忘れましたが・・・)続けて、周りの人に迷惑をかけている自分がいやで、死を願うようになりました。当然周りの人は猛反対です。
その主人公のお兄さんは「お前のために自分の住む場所も生活も捨てたんだ!死ぬ事は許さん!」って感じ。当然人が死のうとすることを勧める人なんていないですよね。

でもそれがその人の意思に反するとしたらどうなんだろう?「死」ということがその人の唯一の願いなら?
普通に考えればそれを止めることが正しいような気がします。しかし外にでたがる人を家の中が安全だといってとどめれば、それはその人のためを思ってしていることでも、「監禁」という聞こえの悪い行為になりますよね。
どちらが正しいかはいろんな人の意見があると思います。実際自分もきっとその状況にならないと分からないと思います。

しかしもし自分が主人公の立場なら。。人に迷惑をかけないと生きていけないなら。自分も「死」を願ってしまうかもしれません。
その気持ちを尊重してほしいと思うかもしれません。

今回の安楽死の話も、こういう視点で考えると違った見方ができると思います。

現在尊厳死を認めるためには4つの条件があるということです。
1-死期が切迫している  2-耐えがたい苦痛がある  3-苦痛除去・緩和の手段がない  4-本人の意思表示がある  
ということを確認できれば認めるような話でした。1-3については医師の判断および、患者本人の意思により確認を取るのでしょう。
しかし4について。だいたい安楽死を望むような場合は患者本人の意識がなく、回復の見込みがないような場合が多いのではないでしょうか?その際本人の意思を確認しろなんて無理。

今回もこの4つめの「本人の意思確認」が問題みたいです。家族の意思ではなく、あくまで本人の意思がないため、殺人に近い扱いとなってます。
もし意識がなくとも、残された家族のことを考え、先ほどの主人公のように死を願っていたとしたらどうなるんでしょう?それを叶えた家族および医師は避難されてしまうのでしょうか???

実際のところは判断が難しいですよね。本人に聞けないのであれば、家族はどうしたらいいのか悩みますよね。担当医だって悩むでしょう。
もし今回騒がれていることが、あまりにつらそうな家族の意思を受けて、仕方無しに行ったことだとしたら、ひどい報道の仕方だと思います。患者、家族思いのお医者さんが、殺人容疑にされている訳ですから。

しかし真実はわかりません。ひょっとしたら報道がしているように、人の命を軽く扱う医者という可能性もないわけではありません。それは当事者達のみ知ることですから。
ただ、まだ可能性の段階で、ニュースを見聞きしている人を一方的な方向に導くような報道はどうかなと思いますが・・・・
とても難しい問題で、簡単には答えの出ないものなんでしょうね・・・・


祝!横芝光インター開通!

2006-03-26 | ニュース

3/25より銚子連絡道路として、「横芝光インター」が開通しました!

これによりハッピーペンションまでのアクセスがより楽になりました!
ICから10分足らずで来れるようになったはずです。楽チン楽チン。

これに伴い、「アクセスマップ」の地図、案内が若干変更になりました。今後こちら方面に来る方はぜひ新しいルートでどうぞ。

そしてわが町「光」が存在するのも、あとわずか一日となってしまいました。
自分の場合生まれこそ違うものの、物心ついたときからこの町で育ってきたので、何かとても寂しい気持ちでいっぱいです。「光」という名前もとても気に入っていたのに・・・

3/27からは新しく「横芝光」という町名になります。今後はこの名前で慣れ親しんでいってくださいね。


なぜイルカ達が??

2006-03-01 | ニュース

昨日今日と、九十九里の一宮に70頭ものイルカが打ち上げられているとニュースでやってました。

映像を見ると、浜に打ち上げられ、体は傷だらけ、なんとも痛々しい姿のイルカ達が映ってました。しかも大量に。

イルカ達は基本的に水中で生活してるので、体の構造は当然水中用。水の中でも体温を保てるように分厚い脂肪に覆われています。しかしその分体温の上昇には弱いです。
人間にはたいしたことない太陽の日差しも彼らにとっては非常に強力なものとなります。

その為、常にイルカの体に水をかけてあげないとすぐやけど状態になってしまいます。それはこの冬の気温、日差しにも言える様で、ニュースの映像を見ていると、ぬらしたタオルをイルカにかけているのがみられました。これが夏だったらもっとひどいことになってしまうはず・・・

今回地元サーファー達の助けによりイルカ救出が行われたみたいです。やっぱサーファー達の結束力はすごいな。以前一宮のサーファー達と仲良くなったことがあったけど、なんかみんな良いやつらばっかりですぐ仲良くなれた気がします。なぜかあのスポーツは競争心よりみんなで楽しむ、助け合うという空気が強い気がします。そんな空気、私大好きです。

そんな地元サーファー達の奮闘により昨日かなりの数のイルカが海に戻されたにも関わらず、今日ほとんどのイルカがまた戻されてしまったとか・・
今日戻ってきた事は、昨日弱ってしまって海流に逆らえずまた戻されてしまったようです。

しかしとても不思議に思うのです。海の中であれほど機敏に動き回れるイルカ達。水中に関して人間なんかより遥かに優れた彼らがなぜ海岸に打ち上げられてしまったのか?
「ちょっと道に迷って・・・」とかのレベルじゃないですよね。1頭2頭ならわかりますが、70頭がまとめてくるとなると、何かがおかしいと思わざるを得ない。。。

ちょっと前にも近くの海岸に大量のイルカが打ち上げられたことがありました。
こんな短期間にしかも大量にこんなことが・・・もうたまたまのレベルじゃないのでは?
ひょっとしたら地球の何かがおかしくなってるんじゃないかな?と思います。
だって彼らは自然環境を利用して生きていくことに関しては、人間より遥かに優れた生き物なのですから。
原因は分かりませんが、これ以上イルカ達が間違ってきてしまわないように祈るばかり。。。もしきてしまったらウエットもってすっ飛んでいきますけどね。

やっぱり地球温暖化とかいろんなことが関係してるのかな???