私と一緒に行った友人のまゆみさんは72才ですが、元々旅行が好きな方です。ただ、今までご主人や娘さんに大切にされていたので自分では「何も出来ない」とおっしゃいます。本質は違うと私は思ってますよ、隠しているだけもしれません。
任せるとおっしゃるので私が仕切るはずだったのですが、今回娘に頼ってしましました。娘は健康弱者のお世話をする仕事をしているので、特に何も障害がなく私より健脚のまゆみさんのお供など何でもありません。
台中の「ランタンフェステイバル」
で最初はツアー全員がガイドのつながっていました。万一の集合場所と時間は決まっていたので、解散できましたが、私の上着を娘が、娘の上着をまゆみさんがしっかり持ってガイドについて行きました。最終的にはクラブツーリズムの桟敷席があったので、そこに座って(ほとんどの座席は空いてましたが)イルミネーションの派手な動く「羊」
を見たのですが、その頃にはツアーの仲間は半分くらいになっていました。


そこから集合場所に行く間がやっとフリータイムで、私は写真を撮ったり他のイベントコーナーに寄ったりに夢中で、私の友人まゆみさんと娘が気になりつつ(一応)探すこともなくの~んびり集合場所にたどり着いたら、二人はちゃんと集合場所に着いていました。まゆみさんがおっしゃるには、「おかあさんとはぐれちゃったね」と娘に言ったら「あ~あの人は大丈夫だから」と言ったそうです。面目ない(^^;)
その後、旅行の後半になるにつれまゆみさんは一人でもガイドについて行けるし、ツアーの仲間の顔も覚え仲間からも覚えてもらえるようになったのですが、娘にはまた新たに気になる方が出来てしまったのです。
娘の様子に私が気付いたのは九份でした。
ご主人が去年の秋に足の手術をされ、奥さんは腰痛だとかのご夫婦がいらっしゃいました。詳しくは聞きませんが、多分私と同じ「股関節」の手術をされたのかな~と、私も少々気にしていました。ガイドは知っていても移動が早く、最後尾を気にする様子はありません。娘が最後尾を守りそのご夫婦のそばを歩いていました。私は私で娘が気になるので、最後尾がガイドの列を見失わないように後ろの方を確認しつつ歩きました。一度見失ったときはヒヤッとしましたが、手を振る私に気づいてくれて、しかもガイドはちゃんと最後尾を確認しに来たので、やれやれでした。
それにしても、娘は10年もこんな仕事をしてるんですね~。