戦火の中へ

戦火の中へ



監督・・・イ・ジェハン

出演・・・チェ・スンヒョン 、クォン・サンウ 、チャ・スンウォン

チェ・スンヒョンasオ・ジャンボム・・・戦闘経験はほとんどない学徒兵。部隊を指揮する守備隊のリーダーに任命される。

クォン・サンウasガブチョ・・・少年院送りの代わりにと学徒兵に志願したという筋金入りの反逆児

チャ・スンウォンasパク・ムラン少佐・・・北朝鮮の766部隊を率いる少佐。



内容・・・朝鮮戦争が始まって一カ月余りが過ぎた1950年8月。

北朝鮮軍の猛攻にさらされ、朝鮮半島の南へと後退を余儀なくされた韓国軍は、

最後の砦として洛東江を守り抜くべく浦項の全兵力を前線に投入することになった。

そのため、軍司令部が置かれた浦項女子中学校は、

戦闘経験がほとんどない71人の学徒兵に託されることになる。


感想・・・実話だということですが　実戦経験のないあどけない子供ばかりで

母を慕い遊びたい盛りの子供が銃を持って戦地で兵士として闘う、実際はもっと悲惨だったと思います。

死ぬ前に搾り出すように発する言葉は、「母さん・・・」

戦争の悲惨さ無常さ、怖さがとても良く表現できています。

それとリーダーに任命された内気な少年の顔つきが、　

どんどん精悍に変わって行く演技が強烈に印象に残りました。

エンドロールで実際に学徒兵で生き残った方がコメントをしているが、

その方達も今でも精神的に苦悩している。

泣きました