須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

猫の会社員・猫の公園管理員

2020-05-12 11:07:53 | 猫の物語
「須磨浦公園・猫」と調べてみると、たくさんの方々が、10年ほど前からご自身のブログに、茶店前などでくつろぐ猫ちゃんたちの写真や記事を寄せてくださっています。訪れる人の大半が須磨浦公園の猫ちゃんたちを可愛がってくださっていることがよく分かります。
中には今いる猫ちゃんたちにそっくりな写真が見つかり、仏壇上から見守ってくださっているご先祖様の写真のようで笑ってしまいます。マネちゃんは三代目だけど、猫ちゃんたちも三代目かもしれませんね。

須磨浦ケーブルには平成27年(2015年)11月19日入社の「須磨浦ぺこり」という社員がいたとか・・・。会社員なんかやってられなくて、逃げ出したのか、退職まで職務を全うしたのか、真相を知りたいものです。面白いこともあったのですね。

こうやって前歴をたどると、須磨浦公園最西部は、ずいぶん前から実質上の「猫の公園」になっていたんですね。だったら「棄てられた猫たちが可愛そう」というあわれみの視点を逆転して、ここを猫のパラダイス~「猫の公園」と考え、みんなで猫ちゃんたちを大事にしていくのはどうでしょうか。

日本人は綺麗好き、清潔好きですね、それは本当に素晴らしいことですね。しかし、逆転の発想も大事だと思います。一度止まって寛容さを見直し、人生を猫のように明るくゆったり楽しんで生きたいものです。地球上に住んでいるのは人間だけではありませんので、他の動物にも寛容になりたいものです。

そんな温かい時間を共有できる場所が須磨浦公園最西部であれば嬉しいなと思います。私はギリシャのパルテノン神殿に住む猫や、イタリアのポンペイ遺跡で暮らす犬など、外国の様々な観光地や街中で、人間と動物との共生を見ました。タイに住んでいた時には、お坊さんご自身が、遺棄されたたくさんの犬や猫と暮らしているお寺にもお参りさせていただきました。

動物は汚いという方もいらっしゃるでしょう。だからこそ場所を区切ってそこに「居場所」を作ってあげればいいのかもしれません。猫も犬も家畜化、ペット化したのは私達人間だからこそ、少しの住処や居場所を分け与えてあげてほしいのです。猫は縄張りを守る生き物です。ここから住処を捨てて街中まで出向くことはほとんどありません。

須磨浦公園最西部、公園管理員は猫ちゃんたち・・・なんていかがですか。


【公式】神戸須磨の会席料理ランチ・ディナー │ 味と宿 花月
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