徳本峠に繋がる中村新道を歩きました。
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二日目:長塀尾根~蝶ヶ岳
2014夏 北アルプス
長塀尾根~蝶ヶ岳標高2,677m~
大滝山標高2,616m~徳本峠~明神
長塀尾根~蝶ヶ岳標高2,677m~
大滝山標高2,616m~徳本峠~明神
中村新道(蝶ヶ岳~大滝山~徳本峠)を知ったのは・・・
昨年、霞沢岳を登るために、徳本峠小屋に泊まった時のこと。
小屋前の標識に目が釘付けになりました。
島々谷方面、蝶ヶ岳・大滝山 の大きなくっきりとした文字に。
↓昨年の写真です。
〔まだ上高地にバスが入っていない時代に、
宣教師のウエストンさんが島々の嘉門次さん(登山ガイド)とともに、
島々谷から徳本峠を越えて明神に入り、槍ヶ岳に登った。1893年(明治26年)〕
ことは知っていましたが、
島々谷へ向かう道を目の前にして
歴史の重みを感じ身が引き締まりました( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
徳本峠から蝶ヶ岳!!
山の友が話していたあの大滝小屋へ繋がる道でもあります。
バスが、釜トンネルを抜け梓川沿いに上高地へ入ることができるようになった現在でも
廃れることなく、歩かれている徳本峠なのですね。
峠に繋がる道を歩いてみたくなりました。
島々谷ルートが歴史ということでは一番魅かれますが、
いろいろ調べてみると、今の私にはちょっと無理、ハードルが高そうですから
徳本峠-蝶ヶ岳ルート(中村新道)にしてみました。
中村新道
旭を見るために蝶ヶ岳ヒュッテ泊まりとして、長塀尾根を登り、中村新道を下りました。
実際は、雨天強風で稜線は大荒れ。旭は望むべくもありませんでしたが。
中村新道は、ピークが幾つかあるも、なだらかに降りてくる印象を持っていましたが、
結構、アップダウンがありまして、後半の登りは途中で立ち止まるなど
足にきて(脹脛に疲れを感じて)いました。
ヒュッテでの朝食から6時間経過。樹林帯は小雨ではありましたが、
細い道、ぬかるみが多く、適当な休み場所が見当たらず、
お腹が空きはじめていましたことも、足を重くしたかもしれません。
事実、大滝槍見台の下で、しっかり食事をしたらとっても元気になりました。
徳本峠では水分補給など約8分の休憩で、スタート。
ここからは下る一方ですが、下り好きなので苦ではありません。
15:43
今宵の宿明神館に到着しました。
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上高地で知人と遭遇しましたヽ(^◇^*)/ ワーイ。
オンシーズンの上高地(自然探勝路)は、登山者と観光客がひっきりなしに
往来していますが、今日は私もその一人です。
徳沢が観光客と登山者の境界でしょうか、その先は観光客がぐっと減ります。
初日の宿徳沢ロッジを目指して黙々と歩いていたら、
すれちがう登山者さんグループの中から、「あら、hanasakuさん!!」
と声がして、そちらを見入れば、知人のT女子さんが現れました。
このシチュエーション(上高地・この道・偶然)で知人と出会ったことは
初めてではないけれど、
それでも、吃驚! 思わず手を握り合っちゃいました。
何処へ行くの?
蝶ヶ岳。
何、それ-。(もっとすごいところに行くと想像したのか、拍子抜けのようでした)
目的は中村新道なの。蝶から大滝山~徳本峠に降って明神館に泊まる。
この後に予定している山行のトレーニングにもなると思って。
Tさんは、どちらへ行ってきたの?
明神岳の○○と○○。(さすがTさん、塾達者向きの岩場です)
「すごいね~、Tさん目指して、私も頑張る」、
私よりも、よりシニアなTさんのお顔は、少し恥ずかしそうでしたが
満面の笑みでした(^^)
この様子をご覧になっていらっしゃったらしい通りがかりの
男性登山者さんも微笑んでいました o(*^▽^*)oあはっ♪" "(/*^^*)/ハズカシ
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●2014年8月3日(日)~6日(水) 山中では、ほぼ全日雨。
稜線は強風と深い霧
●行 程・全行動時間
第1日(8/3)JR八王子駅6:35発松本行き-JR松本駅-新島々駅-
新島々BT-上高地BT13:30・・ 15:26徳沢ロッヂ(泊)
1時間56分
第2日(8/4)徳沢ロッヂ7:23・・長塀尾根(ながかべおね)登山口・・
13:32蝶ヶ岳山頂 ・・13:41蝶ヶ岳ヒュッテ泊
6時間18分
第3日(8/5)蝶ヶ岳ヒュッテ5:44・・7:45大滝山(北峰)・・大滝小屋・・
8:14大滝山(南峰)・・11:06大滝槍見台・・
明神見晴らし・・14:05徳本峠(とくごうとうげ)・・15:43明神館泊
9時間59分
第4日(8/6)明神館・・上高地BT-新島々BT-新島々駅-
JR松本駅-特急あずさJR八王子駅下車
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ここから本文
スタート
到着した方、お帰りになる方。お天気下り坂のこともあり
ほどほどに混雑する上高地バスターミナルです。
昼食を済ませ、登山計画書を提出し、13:30徳沢ロッジに向けて出発しました。
約2時間の道のりです。
到着した方、お帰りになる方。お天気下り坂のこともあり
ほどほどに混雑する上高地バスターミナルです。
昼食を済ませ、登山計画書を提出し、13:30徳沢ロッジに向けて出発しました。
約2時間の道のりです。
六百山(ろっぴゃくさん)の水を集めた清き流れの清水川にかかる清水橋を渡り、
明神館から約15分のところに、この標識。明後日は、徳本峠からここに降ってきます。
明神館から約15分のところに、この標識。明後日は、徳本峠からここに降ってきます。
徳沢ロッジまで、あと40分。
もう、この頃には雨が降り出していましたからザックにカバーをかぶせ、
時々、傘をさして歩きました。
ここまで来ると観光客さんは、ずっと少なくなります。
もう、この頃には雨が降り出していましたからザックにカバーをかぶせ、
時々、傘をさして歩きました。
ここまで来ると観光客さんは、ずっと少なくなります。
探勝路が再び梓川に近づきますと、
屏風の頭が頭を突き上げるかのように、よく見えていました。
穂高、涸沢岳を登るために、横尾谷から屏風の頭を回り込んで涸沢(からさわ)に
入ったのは、もうずいぶん前のことです(^^)
屏風の頭が頭を突き上げるかのように、よく見えていました。
穂高、涸沢岳を登るために、横尾谷から屏風の頭を回り込んで涸沢(からさわ)に
入ったのは、もうずいぶん前のことです(^^)
ここで奥上高地自然探勝路を左に分けて、徳沢ロッヂへの道に入り・・
僅か2分で、徳沢ロッヂ=今宵の宿に着きました。
僅か2分で、徳沢ロッヂ=今宵の宿に着きました。
徳沢ロッヂは松本市の公営施設ですから、
上高地の他の宿泊施設と比べ、コスパが良くて嬉しいです
上高地の他の宿泊施設と比べ、コスパが良くて嬉しいです
徳沢ロッヂさんの御夕飯と朝ごはん。お湯、美味しい水も料金無料です。
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明日は長塀尾根から蝶ヶ岳ヒュッテに泊まり、
明後日、大滝山~徳本峠に降ります。
このまま続けるには長すぎますので、後半ブログに繋ぎます。
お越しいただき、ありがとうございました。
明後日、大滝山~徳本峠に降ります。
このまま続けるには長すぎますので、後半ブログに繋ぎます。
お越しいただき、ありがとうございました。
またまたお一人の山行きですね
ではないかと思ったものです
読んでるうちになつかしくなりました
何度も歩いた道です。主人がいつか徳子峠から
登ってみようよ」と話していましたがそれは辞めました。何しろ長い工程でばててしまうの。
上高地から横尾山荘までは何度も歩いているのでいつでも行けるとなったら年をとりすぎました。でも奥穂高・北岳・槍ヶ岳などをのぼっておいてよかったといつみ
もおもってます
ありがとうございました。
槍に、穂高に。
穂高にはご主人様と何度もいらっしゃっいましたものね。
私も、屏風を見たら、奥穂、北穂に行った時のことが
一緒に登った友人とともに思い出され、
はるかに時間の過ぎたことをしみじみ思いました。
現在は、当時に思いつきもしなかった蝶から
中村新道を徳本峠に降ることに魅力を感じるなど、
憧れる山、登り方が年齢、キャリアとともに
だんだん変わってきました。
何時まで登れるか分からないけれど
山から離れてしまうと体力が落ち意欲も薄れそうなので、
身近な山をできるだけ登るようにしています。
山のことを語り、思いを共有できるおみやさん
ありがとう。
ふと思い出してコメントです。
元気でみたいですが今年の夏は変わっています。
台風台風雨そして夏なのに秋雨前線
怪我だけはしないでください。
山の天気サイトで見れば、悪天候続きでした、
まだ来週も安心できません。
9月になり気温が下がってくると、安定した数日が続きそうな
長期予報が出ていますので期待をしています。
とは言え、台風には厳重注意ですね。
どちらかと言えば、私は慎重派。
事前においては無理やり行ってしまえ・なんとかなるさのようなことはありませんが
出向いてからは、その場その場の状況で
判断をすることになるので、
難しい判断を迫られないためには、ここはじっくり
腰を据えています。
ちょっと不注意なところがあるので、怪我に結びつかないよう、
自然・・さんにいただいた言葉を肝に銘じます。
ありがとうヾ(=^▽^=)ノ