今年から 制定施行された 山の日には、残念ながら 出かけられませんでした。
その翌日の今日は、お手軽に 道志の今倉山に行ってみます。
先週は 御坂黒岳に行き、レンゲショウマの激減ぶりに 落胆して帰りました。
今倉山では 個体数は少ないけれど、今年も ちゃんと花を咲かせているでしょうか。
道坂トンネルＰ－今倉山－赤岩ノ頭－林道－Ｐ
２名（夫）
歩き出すとすぐに ヤマホトトギスが、その先で キバナアキギリが咲いていましたが
アザミやヒゴタイなどの秋の花が 出番待ちの今は、全体的には 緑がかった森です。
そんな中
フシグロセンノウとソバナ、シュロソウは、行く先々で姿を見せてくれました。
フシグロセンノウ／シュロソウ
フクシマシャジン／ソバナ
ジャコウソウもちょうどいい頃だったみたい
葉を揉んでみると いい香りがしました。
このお花も 一箇所だけだけれど、今年も纏まって咲いています。
花弁をちらっと見て、すっかり カイフウロだと思っていましたが
拡大してみると、茎が有毛の株と 毛がほとんどない株が、混生しています。
イヨフウロ と カイフウロ でしょうか。
お目当ての レンゲショウマは、ぽつりぽつりと。
群生はしていません。
そして、（多分）鹿に食べられた跡 
花を咲かせている 小さな株は、食べられた後に 脇から茎を伸ばしたようです。
この時期の低山は暑くて なかなか歩く気にならないのですが、今日は 曇り。
山頂付近には ガスがたちこめ
そして、歩く人が少ないのか 蜘蛛の巣だらけです。
気の早いトリカブトが、花を咲かせ始めました。
恐るおそる 触ってみたら 硬かった ミヤマツチトリモチは、初見です。
キノコのように見えるけれど、よく見ると鱗片がありました。
茎に伏毛が見えますね。オオルリソウでしょうか。
キハギがびっしりと花を付け
ミヤマタニワタシは 今年も魅惑的なブルーで 出迎えてくれました。
今回は レンゲショウマの様子見に出かけたのですが
初見の ミヤマツチトリモチ、たくさんのジャコウソウに出会えました。
車両進入禁止の車道脇では、ボタンヅルやヤマハギ、コマツナギが 盛りで
ソバナやフシグロセンノウ、ウバユリも 見飽きるほど
こうして 時季をずらして歩くのも いいかなと思います。
ウバユリ／カワミドリ／オクモミジハグマ／ナガバノコウヤボウキ／ヤハズハハコ
でも、どこも数は減っている？
というより、食べられちゃうんですね。
低山歩きは曇りのほうが嬉しいですね。
群生でなければ、わりとみられるのかもしれませんね。
載せた画像は、明らかに食べられた跡ですよね。
登山道でも、鹿らしき獣が ガサガサと逃げて行きました。
暑いこの季節でも、食欲旺盛みたいです。
イヨフウロの変種がカイフウロという事らしいですが、私もこの界隈でイヨフウロではないかと思われる個体を何度か見ていますが、どっちもアリで良いのかしら？毎年悩んでいます(笑)
これまでほとんど気にしてなかったみたいです。
さすがに、フクシアさんは、きっちりと観察されていますね。
ふたつを見比べ、モサモサとツルツルとではお花の雰囲気が違うように見えるのは
きっと、気づいてしまったからなのでしょうね。
今倉山のレンゲショウマ、少しは増えたかなと思ったけど、あまり変わらない雰囲気のようですね。
特に今年は北アルプスでも花が早くに過ぎてしまって、初秋の雰囲気でした。
ヘンな暑さが続く今年、近郊の山は晩夏の花もいつ咲こうか悩みそうですね。
ところでフクシマシャジン・・・
『ソバナと違うの？ そういえば以前も、はなねこさんレポで感心した気がする・・・』 って思いました。
イヨフウロとカイフウロ、これも別物なの？
はなねこさん、本当に花博士ですね～、すごいです！
このときはまだ蕾の株もありましたが、寂しかったです。
菜畑山方面は見ていませんが、あの様子では、期待薄かもしれませんね。
このフクシマシャジンは、葉が輪生しているのに
花の付き方がソバナみたいでした。でもお花は少しちがうかな
なんて、エラそうに書いてますけど、いつも迷ってばかりなんです。
花博士だなんて、とんでもないですよ～