先週の土曜日は仕事の後、荷物の多い買い物があったため、車で日本橋まで行ってきました。
駐車場待ちをしている時に、ふと目に入ったあなご専門店「玉ゐ」でお昼にしてみました。
お店はとても古いつくりの一軒家。↓
昭和二十八年、酒屋として建てられた日本家屋を改造してあり、とても風情があります。店内に置かれている棚などの調度品もみな当時の物でよい味を出していました。
「箱めし」の小サイズを注文しました。(TOP画像がそれ。)鰻料理でいう「うな重」のことですね。
あなごは皮のぱりぱり感を楽しむことのできる「焼き」と、ふっくらとした食感を楽しめる「蒸し」を選べます。
私は焼きにしてみました。
香ばしくってとても美味しかった!あなごの下に敷かれている大葉が香り高く、夏でもさっぱりといただける味だなと思いました。そしてTOP画像のお膳左上にあるおろし金には青柚子がこすられていて、それを竹の刷毛を使い、好みでご飯にかけていただくと、また一味違い、ふわりと香りも良く全体が引き締まる感じでした。
女性は小でも十分な量だけど、男性は中くらいの方がよいかもしれない。
接客もとても丁寧です。最初お一人様もOK的な横並びの席に通されたのですが、「テーブル席が空きましたのでよろしければどうぞ」と、こちらは特にお願いしていなかったのに、気を利かせて案内してくださったし!
私たちが行った時は既に2時を廻っていたにもかかわらず、満席!食べている間も待ちのお客さんがいるくらい、盛況でした。
最近はお洒落なお店ばかりが目立つけど、やっぱり肩肘張らずに和食を美味しくいただけるお店って素敵です。
青のりのお味噌汁・・美味しかった
玉ゐ日本橋本店