花笑 はなえみ

          呼吸を大切に 呼吸を忘れないで と願っています

絵本 シオドアとものいうきのこ(外国)ぞうくんのさんぽ(日本)

2016年01月12日 09時01分57秒 | 絵本
 2冊ともシンプルでダイナミックな手法で表現されていて、そして美しい絵本です。

 「シオドアとものいうきのこ(えらくなりすぎたねずみのはなし)」の方は、ちょっと哲学的で、ちょっと振り返って考えてしまいそうな絵本です。
 もう一方の「ぞうくんのさんぽ」は、ほんとに幼い子ども向けの絵本です。


1.シオドアとものいうきのこ(外国の絵本)
   (えらくなりすぎたねずみのはなし)
 作:レオ=レオニ、訳:谷川俊太郎、発行:ペンギン社
 
 こちらの絵本に登場する4匹の仲間は、とかげ、かえる、かめ、シオドアというねずみ、です。

 それぞれが自分の得意なことを自慢するのですが、シオドアの「逃げられる」という自慢話に他の3匹は大笑いしてしまいます。
 しかし、そこが肝心なことと分かったのは、ラストシーンだったのですが、あとの祭りでしたね。

 シオドアは、逃げるのがほんとに得意なんだなー、と分かりました。
 

2.ぞうくんのさんぽ(日本の絵本)
 作と絵:なかのひろたか、レタリング:なかのまさたか、発行:福音館書店

 こちらの4匹(4頭かな)の仲間は、ぞう、かば、わに、かめ、です。
 こちらは、ほんとに非の打ち所のないくらいの仲良しです。

 淡い色使いの中にも、線描が大らかにしっかりと描かれていて見やすい絵本です。
 みんな一緒に池の中に落っこちちゃっても、ごきげんな仲間たちです。

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