はなこママの徒然ブログ

はなこ、まるこ、O次郎の3コギのはなまる一家です。ブログは、O次郎の水頭症の闘病記録が中心です。

O次郎の目 (1)

2006年01月28日 | O次郎
O次郎の目が見えないことは、すでにHPの日記に書いたが、詳細についてはまだ公表していない。というのも、私の心の中でショップやドクターに対する不信感や怒りの感情が残っているためだ。

とはいえ、何か書き留めておかないと記憶がうすれそうなので、多少は書いておこうと思う。

O次郎については、ショップにいるときから何かおかしい、と感じていた。表情、行動、姿形……具体的には分からないけど、「この子変だ」と直感し、何回か見るうちにそれは確信に近いものになっていった。そして、確信するにつれ、ウチの子にしなくては、という思いが強くなる。(何回か見に言ったとき、ショップで店員さんに、この子、病気ないですか?と尋ねるが、ドクターチェックでは何ともありません、とのこと。)

そんな折、O次郎がショップから消えた。通常だったら「売れたのね。」と思うところだが、もしや何か発病したのでは?!という不安に駆られた。結局別の店に移されたことを知り、何がなんでもウチの子にしなくてはと思い、追いかけた。

12/29
O次郎をウチの子にする。医療保障なるものが付いており、2万1千円を支払う。引渡し前の健康チェック、そして最初の1月は週一の健診。その後は月々の健診。2ヶ月間は医療費無料。ワクチンも割引、というもの。引渡し前に獣医師が聴診器をあて、全体を軽く見渡して、「何も問題ありません。」

O次郎の異様な頭の大きさについて尋ねる。「水頭症っていうことはありませんか?」「頭は大きいですが、今の時点では何ともいえません。」確かに。直感した行動のおかしさについては、それ以上尋ねることはできなかった。

12/末~1/初
そして我が家にやってきて、最初の数日は、まだまだ慣れないのと2回めのワクチンを打ったばかりだったので、ケージからほとんど出さず、それほど違和感もなく過ごした。が、お正月が終わる頃、ケージから出すようになると、O次郎の行動がおかしいことに気づく。何回も同じ場所を回る。そしてやたらにモノにぶつかる。チョッカイを出そうとするまるこに気づかず、そのまま突き進もうとする。さらに額に傷ができた。

1/5
1回目の健診。獣医師に変な行動について尋ねると「まだ慣れないからでしょう。」傷につける塗り薬をいただく(無料)。傷はすぐに治る。

1/13
2回目の健診。クルクル回り続けることに不安がある旨を伝える。「不安があるんだったら、念のため、血液検査をしてみましょう。どうぜ無料ですから。」血液検査では、問題はないとのこと。

が、その後もO次郎はグルグルグルグル。あっちでゴツン、こっちでゴツンが続き、おまけに気づかずにはなまる姉妹にぶつかって、怖いオネエ様方の逆鱗にふれ固まって動かなくなってしまう。

1/18
3回目の健診&ワクチン。いつものドクターは休みで、別の獣医師。もしかしたら目が見えないのでは?と尋ねる。検眼器のようなもので、目をのぞくが、目の反応はありますよとのこと。同日、はなこがまること大喧嘩し目に内出血をしているので、はなまる姉妹の主治医のN先生に診せる。新しい子を迎えたこと、健康不安があることを話す。日常の様子を話しただけで、目、耳、あるいは脳に問題がある可能性を教えてくださる。

N先生の言葉を頼りに、O次郎を観察すると、私もダンナもO次郎の目が見えないことは確信した。(この時点で、N先生はO次郎を診ていない。)

1/24
1ヶ月健診には早いが、目のことが気になるので、ショップのドクターに診せにいく。単刀直入「目が見えないように思います」そこで初めて、詳しく診てもらう。k「目には問題ないように思う。通常より視神経が腫れているようなので、腫れをおさめる薬があるので、出して見ましょう。それでも、治らなかったら脳の問題なども考えられるかもしれません。」服用の注意事項などを伺う。

折も折、まるこの背中一面にブツブツができたので、N先生に診てもらう。O次郎のことをお話しようかどうか、と思った矢先、先生のほうから「O次郎君はその後どう?」。実は、と健診の内容を話す。手元に処方薬を持っていたので、お見せすると、「ボクだったらこんな薬はゼッタイ出さない。小さい子に飲ませるような薬じゃないよ!」

まるこを家に帰し、折り返し、O次郎を連れてN医師に診せる。目が見えない診断。頭の形や大きさを見て、レントゲンでは分かりにくいが、何か分かることがあるかもしれないので……、とレントゲン。結果はグレー。これ以上のことは大学病院レベルでなくては分からないので、紹介してくださるとのこと。医療保障もあるから、どうしますか?と尋ねられたが、ショップ医への不信感がつのっていたので、「よろしくお願いします。」と即断。

続く……。

バケラッタのO次郎

2006年01月08日 | O次郎

ワンコのO次郎バケラッタのO次郎


我が家の末っ子の〝O次郎(おうじろう)〟クン。 本当は〝Q太郎〟にするツモリだった。でも、迎えに行った当日、顔をじ~っと見ていたら、どうも〝Q太郎〟って感じじゃあない。パパがポツリと、「O次郎かなあ?」「確かに……。」

家に帰って姓名判断。吉と出た。(Oは一画として計算。)で、決定。
はなこの時も、パパの「女の子だからはなこだろう……。」の一言で決定。思いのほか我が家のパパの権限は強かったりする……。

〝O次郎〟といえば、オバケのQ太郎の弟。が、名前は知っていても、どんなキャラクターか知られていない。バケラッタ~としかいえないQちゃんの弟のオバケ。化けられないQ太郎とちがって化けるのが得意。というのがプロフィール。似顔絵を描いてみた。

オバQで他にも知られている登場人物といえば:

    P子(Qちゃんの妹~頭がいい)    
    
ドロンパ(アメリカからやってきたオバケ。Qちゃんのライバル)
    U子ちゃん(Qちゃんの片想いのオバケ。柔道が得意)

ここまでは誰でも知っている登場人物。ついでに、ちょいっと調べてみたら、他にもQちゃんファミリーが続々と浮かび上がってきた。

    X蔵(Qちゃんのパパ)
    おZ(Qちゃんのママ)
    Y助(Qちゃんのおじさん)
    Q助(Qちゃんのおじいさん)
    ベロンパ(ドロンパの妹。O次郎があこがれている)

こんなにファミリーがいるなんてちっとも知らなかったなあ。
Q太郎をはじめ、オバケは犬が苦手なんだよね。ま、いいか。

参考サイトは:
 http://www.fujiko-f-fujio.com/fan/obaq/index.html
 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/3785/


ウィンドウの中の逆オーラ犬

2005年12月31日 | O次郎
ついに3頭めに突入してしまった。このところ体調も悪かったし、とてもじゃないが3頭めは無理だとは思いつつも、1ヶ月半、ず~っと気になるワンコがいた。

ウィンドウの中の彼を見たとき、めちゃくちゃビックリした。なぜって、まることまったく同じように、頭のてっぺんにポッチンがある。体全体の色のつき方も似ている。やさしい目をしているが、足は細く、頭だけがやたらにデカイ。なんだかひ弱そう。やんちゃで力強いコーギーの子犬のイメージからは、かけはなれている。「ああ~、この子簡単には家族が見つからないだろうなあ……。」なんともいえぬ、逆オーラを感じた。

ことあるごとにショップに足を運んで、ウィンドウを見つめる日々。体調は悪いから家に連れて帰るワケにはいかない。「早く幸せになりなさいよ~。」そう思いつつも、一方でこの子はウチに来るっきゃないよね!とのキモチが強くなっていく。

体調疑惑も晴れ、ダンナも半ば説得しかけ、もう一度会ってみようと、クリスマスの日にショップに出かけた。いない。「ついに、新しい飼い主にめぐりあえたのかなあ?」ちょっとガッカリ。通常だったらそこでハイ残念でしたと終わるところだが、不安がよぎり店員さんに尋ねてみた。「トライのコーギーちゃんは?」なんと、よそのショップに移りました……。「え~っ!そんな~っ!」「ど、ど、どこに~っ?」と食い下がる。が、それ以上ラチがあかない。彼を探さねばっ!と、別の場所の同じショップに足を運ぶ。そこにいる懇意にしている店員さんに事情を話して居場所をつきとめてもらう。彼はいるらしい。県内だけど車で1時間以上はかかる。すでに夕方から夜になりかけている時間だったのでその日は断念。

「とても子ども3人(!)は食わせられね~。」そう渋るダンナを説得するために、週2升ペースの大酒のみが断酒を宣言!月1万5千円分くらいにはなるハズだ。かくして3日。新しいショップで、ステキな家族に巡りあえたら、それはそれで彼にとってはシアワセなことだ。そう思いつつも、ダンナが年末の休みに入るやいなや、はるばる彼に会いに出かけた。

新しいショップのウィンドウの中。おおっ!ショボイ顔したチビ黒コーギーが、相変わらず売れそうにもない逆オーラを放っているではないか。

というワケで、さっさと連れて帰ってきてしまった……、という顛末。

私だけに見えるオーラを持ってたんだね。きっと……。