はなこママの徒然ブログ

はなこ、まるこ、O次郎の3コギのはなまる一家です。ブログは、O次郎の水頭症の闘病記録が中心です。

O次郎の経過 5/6~5/8

2008年07月08日 | O次郎
HP終了に伴ってブログも整理しようとしていたら、O次郎について書きかけの文章があった。
5月8日まで。亡くなったのが19日。
残りの10日間が書けなかった。詳細な記録を残しているので、書けないこともないだろうが、やっぱり当時を思い出すと涙がでます。


5/6:
O次郎が夜寝るときはキャリーバッグの中。キャリーバッグのリードフックにつなぎふたは完全には占めず、半開きの状態。キャリーバッグはママの横に置いて眠る。そうすれば、夜中に起きて暴れても、たいてい目が覚める。

今日も朝5時半にモゾモゾ動き出す。ハウスで小を済ますと、また眠る。そのまま9時過ぎまで眠ってくれる。朝ごはんはドライフードが35g、缶フードが30g。介助しながらだが、9割くらいは食べてくれる。まあまあ安定しているのかも。

昼過ぎからもよく眠っているので、久々に、はなまる姉妹を連れてゆっくりお散歩をする。夕方目をさます。元気そうにしている。昨日も元気に歩いたのので夕方、お散歩に連れ出す。

我が家からワンブロックの300mくらいのコースを1時間。ほとんど歩けない。お散歩を始めて3日めくらいに歩いたコース。風が強かったせいもあふ。気圧が変わりそうでイヤな予感。

5/7:
雨。
気圧の変化に呼応するように、明け方から、ピーピー鳴き続ける。朝から頭が安定せずフラフラしてひっくり返る。
起きるのはトイレをしたいときだけ。それ以外はほとんどフラフラして、ひたすら眠る。

5/8:
昨晩はハウスで眠り、夜中にトイレに起こしても反応なし。その後、ハウスの中で小をしたようだが、疲れているのか気づかなかった。朝食はやや少なめに盛る。

ホームページ終了

2008年07月06日 | 

O次郎のことを最後まで書けないまま、HP本体を終了することになりました。
やはり、O次郎が死にゆく姿を描くのはつらすぎます。
しかし年月の経過とともに、彼の存在は思い出になりつつあります。空を見て涙することもなくなりました。宿命だったのだと認めることもできるようになりました。

あの日以来、虹をみていません。


O次郎の経過 5/1~5/5

2006年10月07日 | O次郎
5/1:
バリケンの中で朝まで眠ってくれた。ゴールデンウィークになりお天気がスカっと晴れているせいか、O次郎の体調も良い。大小の回数やリズム、食欲なども、生活のリズムが落ち着いているように思える。

5/2:
雷雨。しかも夕方に地震もある。時々背中が反るようなそぶりが見えるが、抱っこしたり撫でたりしてやると、すぐに落ち着いて眠る。安定。

もし大きな地震や災害があったら、O次郎をどうしたら良いのだろう?という不安がよぎる。はなこやまるこの安全を確保し、O次郎をなんとかしなくてはならない。私一人ではとても無理だと思う。ましてや避難生活でO次郎の面倒をみるのは難しいかもしれない。次から次へとネガティブな考えが浮かぶ。どうぞ災害が起こりませんように……と祈る。

5/3:
O次郎を自由にしてやれる部屋はリビングの横の一部屋だけ。だが、台所仕事をしているとどうしても死角になってしまう。O次郎に何かあったときに気がつかない。イチバン困るのはウンチをしてそれを踏みつけて床の上がウンチの足跡だらけになること。かといって狭いハウスの空間だと、グルグル小さな円を書いて回っているため、だんだんフラフラになってひっくり返ったり、足が血まみれになったり……。リビングのスペースでも自由にしてやれるよう、100円ショップでワイヤーネットを買ってきてサークルを作ってやった。高さは40センチ程度だが、O次郎には飛び越えたりする能力がないのでこれで大丈夫。全部で15枚購入。いつでもどこでも簡単にサークルを設置できるようになった。

これで常にO次郎が視界の中にいるようになったので、安心。

5/4:
昨日、新しい100均サークルの中でいっぱい動き回ったせいか、明け方に一度起きてウンチをするとすぐに寝る。昼間、また100均サークルをリビングしつらえた。いつもと違う空間をぐるぐる探検。一緒にサークルの中にいれたまるこを踏みつけ、乗り越えて歩いたり、結構笑わせてくれた。

このところO次郎のお散歩は、天気とO次郎の調子がそろった時以外にはしていない。無理やり外に連れて行き、無用に興奮させるより、100均サークルの中でグルグルくらいでちょうど良いようだ。

あまり散歩はできないが、やはり外に連れ出してお日さまに当たらせたい。キャリーバッグも小さくなってしまった。そこでこれからの生活を考えてカートを買った。これで、一人でもはなまる姉妹とO次郎の3頭立てが可能になるかもしれない。

これで、皆であちこちに行けるかも……、と希望がふくらむ。

5/5:
昨日買ったカートにO次郎を乗せて、ショッピングモールに出かける。ほとんどカーとの中で眠ったままで動かない。通りがかる人たちが〝ワンちゃん疲れちゃったのねえ……〟。〝ええ、まあ……。〟それ以上は言わない。

それにしてもキャリーバッグに比べるとカートは楽だ。家に帰る途中にあった公園でO次郎を歩かせる。ウンチやチーをしっかりして小一時間。公園の草むらをクンクン。それなりに満足したらしく、カートに戻すとまたスヤスヤ。

カートは大正解!

O次郎の経過 4/20~4/30

2006年06月27日 | O次郎
4/20:
O次郎の目が離せないため、ほとんど外出できない状態(できても数時間)が続いている。かねてからO次郎を購入したショップとの話し合いで、週に1回くらいは預かってもらう約束になっていた。まずは、お試しに昼から数時間……、本日はその予定だった。

しかし、朝から天候が荒れており、昼には激しい雨と雷。最近、天気の変動(気圧が関係するのだろうか?)のたびに具合が悪くなることが顕著なO次郎。結局、お預けはお断りする。

夕方。天気はすっかり良くなり雲ひとつない快晴。O次郎も気持ち良さそうに眠りからさめたので散歩に連れ出す。が、まともに歩くことができない。立って自分の体を支えることすら不可能。散歩は10mほど歩いて断念。

これまで出来る限りお散歩に出たほうが、O次郎の健康のために良かろう、と、1日のうちで調子が良さそうな時間を見計らって外に連れ出していた。しかし、もはやO次郎にとってお散歩はストレスになってしまっているような健康状態。お散歩は考え直したほうがよさそうだ。

そのまま夕方から夜にかけてプチ痙攣。苦しげな表情のまま眠る。

4/21:
昨日はショップでのお預かりを断念。しかし用事がたまっているので、今日は動物病院に預けることにした。

お預かりの7時間あまり、ほとんど眠っていたらしい。家に帰ってもゴハンとトイレ以外の時間はほとんど眠り続ける。過度の睡眠も発作の一種なのだろうが、苦しがって暴れたり、そう状態になっているより楽だ。ほんのちょっとニンゲンも一息。

4/22:
まる2日の睡眠を経て休養タップリなのか、朝からミーミー甘えん坊の声で鳴く。他の犬たちとは反応や表現方法が違うが、最近、O次郎が甘えるようになったように思う。私の声に反応したり、触ってやると落ち着いたりするようになった。特にミーミーという鳴き声で呼んでいることがある(ヒンヒンと似ているが微妙に違う)。そばにいって撫でてやったり、抱っこしてやると落ち着くのが分かる。我が家に来て以来、甘える、という表現や行動がほとんどなかったO次郎。(気づかなかったのかもしれないが……)。知的レベルはかなり落ちているものの、「ママ」の存在を認識していることを確信。嬉しい。

午後から久々のお散歩に連れ出すと元気に歩く。が、調子に乗って歩かせすぎたのか、家に戻ると、一転、ミーミーからヒンヒン。イッキに具合が悪くなり、背中が反り返るプチ発作を起こす。

しかし、夜ゴハンの時になるとヒンヒン鳴きながらもちゃんと食べてくれる。ひとまず安心。数日前から、O次郎のためにゴハンに缶詰のフードを混ぜるようにしたのが功を奏しているのだろうか?

4/23:
日常的にヒンヒン鳴いたり、背中が反ったりするのが当たり前のような状態。それでも、ゴハンを食べてくれるうちは安心……と思う以外仕方がない。それでも、はなまる姉妹に比べると食は細い。半分は自分で食べてくれるが、残りの半分は抱っこして、手でO次郎の口元にフードを持っていき、だましだまし食べさせる。はなこが子犬だった時の半分も食べない。

用意したフードの8割がた食べてくれたら、O次郎にとっては上出来。最近はオヤツにもあまり興味を示さなくなってしまった。嗅覚が衰えているのかもしれない。

ハウスの中途半端な広さが災いして、転倒することが多い。サークルを一回り小さくする。

このところ、急激にO次郎の生活パターンが乱高下している。行き当たりばったりの毎日で混乱気味。そこでO次郎の生活記録のノートをスタート。天気、睡眠、大小、運動、ゴハン、その他の状況について時間ともにチェックすることにした。

4/24:
友人宅にO次郎を連れて出かける。バッグに入れると反射的に眠ってしまう。4時間あまりほぼ眠ったまま。家に戻っても眠っている時間が長い。睡眠の1日。

4/25:
よほど調子の良いとき以外お散歩に連れ出すことをやめてからは小康状態。とはいえ、背中が反ってヒンヒンいう回数も増えた。それでも、激しい痙攣にならずにすんでいるのでニンゲンの精神状態も良好。

ハウスを狭くしたので、起きている間はなるべく室内で自由にさせてやるようにする。出入り口をネットでふさぎ、ぶつかりそうな場所にはクッションや毛布を使ってカバー。O次郎のハウスにも自由に行き来ができるようにする。この環境でO次郎は落ち着いている。はじめのうちは、あっちでゴツン、こっちでゴツンをしながらも部屋全体を探索し、そのうち、ぶつからずにクルクル。喉が渇くとハウスに戻って水も飲む。

ただし、トイレはできないので、ハウスから出すときはマナーベルトを装着。

4/26:
明け方に起きることもなく平和な朝。ゴハンの後、またひと眠り。昼過ぎにお目覚め。元気なのでお散歩。距離は短いがゆっくりゆっくり1時間。夕方からピーピー鳴きはじめたが、夜ゴハンを食べると眠ってしまう。久々に事件のない1日。

4/27:
昨晩からタップリ眠ったせいで、4時半に起きる。見張っているつもりが、ウトウトした間にウ●チ。気づいたら踏みつけてウ●チまみれ。いつものことだが、足を洗うと大暴れ、大騒ぎ。なだめすかして6時半にやっと眠る。

昼間は動物病院に預ける。その間も眠り続ける。夜ゴハンのあとしばらく室内でクルクルしたものの、また眠る。獣医さんから、発作が起きたときのための座薬(ダイアップ6mg)を2錠を処方していただく。1回に半錠(半分に折るとのこと)を肛門に押し込むのだそう。お尻にさわっただけで大騒ぎするO次郎。果たして、イザというときにできるかどうか不安。

4/28:
明け方目を覚ます。ウ●チをして大騒ぎ。毎日、朝が怖い。

昼間は、元気そうなのでお散歩に連れ出す。が、気温が高いのが関係するのかハイテンションで道路上で大暴れ。収拾がつかなくなり、抱っこで家に戻ることにした。わずかな距離だが、腕から飛び出さんばかりに暴れ続ける。なんとか押さえつけるようにして家にたどり着く。落としても仕方がないような状況。

家に戻ってからは落ち着く。夜、多少ひきつるような気配をみせるが、なにごともなく眠る。昼間の騒ぎはなんだったのか……。

4/29:
3時半に起きる。ウ●チをして30分ほどで眠る。6時半に起きてヒンヒン鳴く。

9時過ぎに朝ゴハン。その後眠る。昼過ぎになって起き出すと、室内をグルグル。ふらふらになってもグルグル。早めに眠る。夜中に起こすと小をする。すぐに眠ってくれる。

正直、O次郎が眠っていてくれると本当に助かる。

4/30:
1ヶ月前には、はなまる姉妹と一緒の3頭立てのお散歩もできたO次郎。しかし、今では毎日のお散歩すら無理になってしまった。室内をグルグルして、フラフラになって、やがてスヤスヤ……であれば、まずます好調と言わざるを得ない。

同じ好調でも1ヶ月前とはだいぶ様相が違ってきた。

それでも、大きな発作を起こさないだけでもありがたい。表情はどこから誰がみても「オバカさん」の顔になってしまった。悲しい。

O次郎へ

2006年06月10日 | O次郎
キミの最後の一ヶ月の生き様を、きちんと記録しておかねば……、とブログに草稿を書き始めたのだけど、なかなか前に進めません。毎日、毎日のことが鮮明に思い出されて、どうにもなりません。

ママは出来る限りのことをしたつもり。でも、突然キミが逝ってしまった前の晩のことを考えるとやはりつらいです。あの晩、もっともっといっぱいキミを抱きしめてあげたかった。最後の瞬間までず~っと歌ってあげたかった。キミは精一杯頑張ったし、おそらくもっといっぱい生きたとしても、きっと辛いことのほうが多かったに違いない。キミは楽しい思い出を抱いて逝ってしまったのだと思う。でも、ママのエゴかもしれないけど、もっともっと、生きている暖かいキミを抱っこしていたかった。

夜中、目が覚めたとき、きみのぬくもりを確かめて安心したり、暴れたりしていて困ったり……。もうそんなことは2度とないかと思うと寂しい。もちろん、はなまるお姉さんたちもいてくれるから、ママはダメになったりはしないけど、それでもキミの空白は誰にも埋めることはできない。

キミは強いママが好きなのかな?でも弱いママでも許してくれる?