はなこママの徒然ブログ

はなこ、まるこ、O次郎の3コギのはなまる一家です。ブログは、O次郎の水頭症の闘病記録が中心です。

O次郎の経過 4/20~4/30

2006年06月27日 | O次郎
4/20:
O次郎の目が離せないため、ほとんど外出できない状態(できても数時間)が続いている。かねてからO次郎を購入したショップとの話し合いで、週に1回くらいは預かってもらう約束になっていた。まずは、お試しに昼から数時間……、本日はその予定だった。

しかし、朝から天候が荒れており、昼には激しい雨と雷。最近、天気の変動(気圧が関係するのだろうか?)のたびに具合が悪くなることが顕著なO次郎。結局、お預けはお断りする。

夕方。天気はすっかり良くなり雲ひとつない快晴。O次郎も気持ち良さそうに眠りからさめたので散歩に連れ出す。が、まともに歩くことができない。立って自分の体を支えることすら不可能。散歩は10mほど歩いて断念。

これまで出来る限りお散歩に出たほうが、O次郎の健康のために良かろう、と、1日のうちで調子が良さそうな時間を見計らって外に連れ出していた。しかし、もはやO次郎にとってお散歩はストレスになってしまっているような健康状態。お散歩は考え直したほうがよさそうだ。

そのまま夕方から夜にかけてプチ痙攣。苦しげな表情のまま眠る。

4/21:
昨日はショップでのお預かりを断念。しかし用事がたまっているので、今日は動物病院に預けることにした。

お預かりの7時間あまり、ほとんど眠っていたらしい。家に帰ってもゴハンとトイレ以外の時間はほとんど眠り続ける。過度の睡眠も発作の一種なのだろうが、苦しがって暴れたり、そう状態になっているより楽だ。ほんのちょっとニンゲンも一息。

4/22:
まる2日の睡眠を経て休養タップリなのか、朝からミーミー甘えん坊の声で鳴く。他の犬たちとは反応や表現方法が違うが、最近、O次郎が甘えるようになったように思う。私の声に反応したり、触ってやると落ち着いたりするようになった。特にミーミーという鳴き声で呼んでいることがある(ヒンヒンと似ているが微妙に違う)。そばにいって撫でてやったり、抱っこしてやると落ち着くのが分かる。我が家に来て以来、甘える、という表現や行動がほとんどなかったO次郎。(気づかなかったのかもしれないが……)。知的レベルはかなり落ちているものの、「ママ」の存在を認識していることを確信。嬉しい。

午後から久々のお散歩に連れ出すと元気に歩く。が、調子に乗って歩かせすぎたのか、家に戻ると、一転、ミーミーからヒンヒン。イッキに具合が悪くなり、背中が反り返るプチ発作を起こす。

しかし、夜ゴハンの時になるとヒンヒン鳴きながらもちゃんと食べてくれる。ひとまず安心。数日前から、O次郎のためにゴハンに缶詰のフードを混ぜるようにしたのが功を奏しているのだろうか?

4/23:
日常的にヒンヒン鳴いたり、背中が反ったりするのが当たり前のような状態。それでも、ゴハンを食べてくれるうちは安心……と思う以外仕方がない。それでも、はなまる姉妹に比べると食は細い。半分は自分で食べてくれるが、残りの半分は抱っこして、手でO次郎の口元にフードを持っていき、だましだまし食べさせる。はなこが子犬だった時の半分も食べない。

用意したフードの8割がた食べてくれたら、O次郎にとっては上出来。最近はオヤツにもあまり興味を示さなくなってしまった。嗅覚が衰えているのかもしれない。

ハウスの中途半端な広さが災いして、転倒することが多い。サークルを一回り小さくする。

このところ、急激にO次郎の生活パターンが乱高下している。行き当たりばったりの毎日で混乱気味。そこでO次郎の生活記録のノートをスタート。天気、睡眠、大小、運動、ゴハン、その他の状況について時間ともにチェックすることにした。

4/24:
友人宅にO次郎を連れて出かける。バッグに入れると反射的に眠ってしまう。4時間あまりほぼ眠ったまま。家に戻っても眠っている時間が長い。睡眠の1日。

4/25:
よほど調子の良いとき以外お散歩に連れ出すことをやめてからは小康状態。とはいえ、背中が反ってヒンヒンいう回数も増えた。それでも、激しい痙攣にならずにすんでいるのでニンゲンの精神状態も良好。

ハウスを狭くしたので、起きている間はなるべく室内で自由にさせてやるようにする。出入り口をネットでふさぎ、ぶつかりそうな場所にはクッションや毛布を使ってカバー。O次郎のハウスにも自由に行き来ができるようにする。この環境でO次郎は落ち着いている。はじめのうちは、あっちでゴツン、こっちでゴツンをしながらも部屋全体を探索し、そのうち、ぶつからずにクルクル。喉が渇くとハウスに戻って水も飲む。

ただし、トイレはできないので、ハウスから出すときはマナーベルトを装着。

4/26:
明け方に起きることもなく平和な朝。ゴハンの後、またひと眠り。昼過ぎにお目覚め。元気なのでお散歩。距離は短いがゆっくりゆっくり1時間。夕方からピーピー鳴きはじめたが、夜ゴハンを食べると眠ってしまう。久々に事件のない1日。

4/27:
昨晩からタップリ眠ったせいで、4時半に起きる。見張っているつもりが、ウトウトした間にウ●チ。気づいたら踏みつけてウ●チまみれ。いつものことだが、足を洗うと大暴れ、大騒ぎ。なだめすかして6時半にやっと眠る。

昼間は動物病院に預ける。その間も眠り続ける。夜ゴハンのあとしばらく室内でクルクルしたものの、また眠る。獣医さんから、発作が起きたときのための座薬(ダイアップ6mg)を2錠を処方していただく。1回に半錠(半分に折るとのこと)を肛門に押し込むのだそう。お尻にさわっただけで大騒ぎするO次郎。果たして、イザというときにできるかどうか不安。

4/28:
明け方目を覚ます。ウ●チをして大騒ぎ。毎日、朝が怖い。

昼間は、元気そうなのでお散歩に連れ出す。が、気温が高いのが関係するのかハイテンションで道路上で大暴れ。収拾がつかなくなり、抱っこで家に戻ることにした。わずかな距離だが、腕から飛び出さんばかりに暴れ続ける。なんとか押さえつけるようにして家にたどり着く。落としても仕方がないような状況。

家に戻ってからは落ち着く。夜、多少ひきつるような気配をみせるが、なにごともなく眠る。昼間の騒ぎはなんだったのか……。

4/29:
3時半に起きる。ウ●チをして30分ほどで眠る。6時半に起きてヒンヒン鳴く。

9時過ぎに朝ゴハン。その後眠る。昼過ぎになって起き出すと、室内をグルグル。ふらふらになってもグルグル。早めに眠る。夜中に起こすと小をする。すぐに眠ってくれる。

正直、O次郎が眠っていてくれると本当に助かる。

4/30:
1ヶ月前には、はなまる姉妹と一緒の3頭立てのお散歩もできたO次郎。しかし、今では毎日のお散歩すら無理になってしまった。室内をグルグルして、フラフラになって、やがてスヤスヤ……であれば、まずます好調と言わざるを得ない。

同じ好調でも1ヶ月前とはだいぶ様相が違ってきた。

それでも、大きな発作を起こさないだけでもありがたい。表情はどこから誰がみても「オバカさん」の顔になってしまった。悲しい。

O次郎へ

2006年06月10日 | O次郎
キミの最後の一ヶ月の生き様を、きちんと記録しておかねば……、とブログに草稿を書き始めたのだけど、なかなか前に進めません。毎日、毎日のことが鮮明に思い出されて、どうにもなりません。

ママは出来る限りのことをしたつもり。でも、突然キミが逝ってしまった前の晩のことを考えるとやはりつらいです。あの晩、もっともっといっぱいキミを抱きしめてあげたかった。最後の瞬間までず~っと歌ってあげたかった。キミは精一杯頑張ったし、おそらくもっといっぱい生きたとしても、きっと辛いことのほうが多かったに違いない。キミは楽しい思い出を抱いて逝ってしまったのだと思う。でも、ママのエゴかもしれないけど、もっともっと、生きている暖かいキミを抱っこしていたかった。

夜中、目が覚めたとき、きみのぬくもりを確かめて安心したり、暴れたりしていて困ったり……。もうそんなことは2度とないかと思うと寂しい。もちろん、はなまるお姉さんたちもいてくれるから、ママはダメになったりはしないけど、それでもキミの空白は誰にも埋めることはできない。

キミは強いママが好きなのかな?でも弱いママでも許してくれる?