はなこママの徒然ブログ

はなこ、まるこ、O次郎の3コギのはなまる一家です。ブログは、O次郎の水頭症の闘病記録が中心です。

子ぎつねヘレン

2006年03月13日 | O次郎
映画化で話題になっている三重苦の子ぎつねの物語の原作である〝子ぎつねヘレンがのこしたもの~竹田津 実著〟を読んだ。

お涙頂戴の動物ものは大ッキライ。正直にいうとつらすぎて見たり読んだりできないのだ。でも、いろいろな情報が入ってくるにつれ、もしや、ヘレンとO次郎に共通点があるのでは?それどころか同じだということがだんだん分かったきた。いやいや、やめよう……、と思いつつも本屋でつい立ち読み。

すると、そこにあるホンモノのヘレンの写真を見てびっくり。目がそっくり。厳密にいうと、目が見つめる先が同じ。そしてミルクを飲むときの顔、ゴキゲンな顔、あくびをする顔、どうしたらよいか分からないような顔……どれも同じ。

しかも、環境や状態は違うが、ヘレンに起きたこととO次郎に起きたことが極めて酷似している。ヘレンが苦しむとき夜叉のような顔になったというクダリはあまりにもきつ過ぎた。O次郎がこのまま死んでしまうのではないかと思った夜、O次郎の顔もまさに夜叉だった。

が、ひとつ違うことは、ヘレンは小さな命の灯を消してしまったが、O次郎は元気に頑張っていること。O次郎は、この程度の試練で〝O次郎は私にこんなことを残してくれた〟なんて書かれたんじゃ、たまんね~よ、と言ってるに違いない。

O次郎の薬&経過 3/10

2006年03月10日 | O次郎
3/1(水)~5(日)
症状が安定。起きている間は絶えず動き回り、眠ると熟睡という生活リズムは変わらない。また、夜中に起きて徘徊を続け、そのうちピーピー夜鳴きを始める。だいたい明け方前あたり。

ひたすら前に向かって進む。角にぶちあたっても前進を続ける。時々かなりの勢いでサークルのフェンスに頭をぶつける。フェンスとフェンスの間にマズルを突っ込んで前に進もうとする。痛くないのだろうか?O次郎の頭や鼻先があたる箇所にプチプチを巻きつける。また、狭いところに入り込んで、出られなくなるので、O次郎が入り込める隙間がないようにする。(5cmでも隙間があると、無理やり入り込む。)

症状が悪化する前は、いったんトイレも8割くらいは成功していたのだが、まったくダメになってしまった。利尿剤のせいもありありとあらゆる場所に排尿。また、足元がふらつきつまずくこともあるので、トイレは撤去。どこにトイレをしてもOKの状態にした。大に気づかずにいると、踏みつけてサークル中を歩きまわるので、そこらじゅうがウ○チだらけ。大量の洗濯物。トイレシートの消費量が尋常ではない。(シートの上に新聞紙を使うことで解消。吸水性が悪いが、背に腹は変えられない。)室内で遊ばせるときにはマーキングベルトを装着。

身体症状は発作を起こす前の状態に戻ったが、痴呆状態が悪化しての安定というのが正しい。

3/6(月)
前回処方されたステロイド剤がなくなったので、動物病院に出かける。血液検査。肝臓の値が軒並みアップ。ステロイド剤の副作用だそう。長期には服用できないので、状態が急変したときのみに使用するのだそう。肝臓の薬(グルタチオン100mg錠×2回/1日)1週間分。利尿剤(イソソルビド)はこれまでどおり。

3/7(火)~(金)
躁鬱状態があることに気づく。波が激しい。

躁のときは走る。頭が比較的上に向いている。抱っこしようとしたり、触ったりするとひどく怒る。痙攣発作を起こすのではないか、と心配すりょうな怒り方(暴れ方)をする。吠える………。耳や鼻もよく効いているようだ。食欲たっぷりで、オヤツなどはママの手まで食べようとする。夜鳴きの際、吠える。

鬱のときはひたすら眠る。起こしてもすぐに眠る。お散歩でまっすぐ歩けない。左右にフラフラ。食欲がない。

イチバンの問題行動は夜鳴き。昼間はだいたい眠っている(熟睡)ことが多いが、最低1時間のお散歩に連れ出し、夜ゴハンの後は眠らないように、はなまる姉妹と一緒の空間で過ごさせたりしているものの、効果なし。クンクン程度であれば、眠れないのは私一人なのでよいが、ギャンギャン吠え始めると近所迷惑にもなりかねないので生きた心地がしない。

O次郎の薬&経過 2/28現在

2006年03月01日 | 
記録のため処方された薬と症状について:

2/20
この前後から行動異常が目立つようになる。(単なる反抗期ではないかと推測したのだが。)
睡眠時間が増える。首筋とさわると激しく抵抗したりキャンキャンないたり、突然グルグル回ることも増える。呼んだときの反応がおかしい(反対側を探す)。フードの拒否など。

2/22(S動物病院)
精密検査に備え、S動物病院いて簡単な健康チェック。相変わらず自力でグルグル歩く。紹介状を書いていただいている時、抱っこしていると、完全脱力して熟睡するO次郎。それを目撃したS獣医師に「睡眠発作(突然眠ってしまうようなこと)とかありませんか?」と聞かれる。そういえば、最近、やたらに寝ている時間が増えたように思うと回答。

2/24(NJ大学付属動物医療センターにて)
精密検査に出かけるため、O次郎を起こしたがほとんど反応しない。トイレもしない。そのままキャリーバッグに入れて、車にて移動するが、その間ほとんど反応なし。

精密検査を行い下記の記事のとおりの結果を得る。
利尿剤の投与のみ。今後の経過についてはS動物病院にて診てもらうようにとのこと。
処置:利尿剤の点滴、と投薬指示(イソソルビド:液5mlを1日2回、20日分)

2/25
回復の兆候みられず、以前と嗜眠、食欲不振、四肢の運動障害、体の右側への傾きがひどくなる。しきりに頭を振る。

2/26
早朝、硬直痙攣発作を起こす。
S動物病院にて ステロイド剤の点滴と投薬指示(デキサ BID~ステロイド剤1日2回、7日分)

2/27
上記利尿剤とステロイド剤をあわせて服用を続ける。症状悪化前(2/20以前)の状態程度に回復。ただし、利尿剤およびステロイド剤のため、水分摂取量および、排尿頻度・量が増える。睡眠中の失禁もあり。食事は自分で器から食べられるようになったもの、1回分(ドライフード40g×3回)を完食することはない。

2/28
お散歩中に走るなど、動きは活発。体の状態はよさそうに見える。昨日に比べて、食欲・排尿などの変化はない。

目がさめると動き続ける、眠ると熟睡。起きているときは落ち着きがなく、たえずサークルや部屋をクルクル回り続ける。隅で角につきあたると、そのまま動かなくなる。鳴きはしないものの、一晩じゅう激しく動き回る。