花地蔵つれづれ日記

古美術、芸術全般、日々気になること。

堀川紀夫展

2010-12-05 13:02:18 | アート 文化 古美術

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先月の11月6日(土)から14日(日)まで、当店で

「堀川紀夫展 『私の軌跡1967-1986』」を開催しました。

普段、古美術を扱う仕事をしていると、現代美術の作家の方の展示会をするのは、

気分を一新させてくれるような刺激的な体験です。

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作者の分からない古美術品を鑑賞するときは、

その美術品が制作された歴史的背景をたどり、

その作者を身近に感じる楽しみもあるのですが、

同時代を生きる現代作家の場合は、

その作家の頭の中を、直接覗くような楽しみがあるようです。

堀川氏のように発想の豊かな作家の場合は、その楽しみがより大きいように感じます。

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直接にその作家から制作当時の話を聞いていると、

制作現場に立ち会っているようで、

アイデアを発見した時の興奮、途中の苦悩、作品を完成させたときの喜び、

その時の作家の息遣いまで感じられます。

展示会をしているときの、楽しみのひとつでもあります。

堀川氏が展示会のために弊店に送ってくださった石や、雪を使った作品を見ながら、

そんなことを考えていました。

(武久)

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※堀川紀夫のアート日記 http://d.hatena.ne.jp/niigata-art226/

https://hanajizou.com/

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