先月、ポカンと空いた時間が出来たので、久々に映画を見てきました。20代前半までは、好きで、映画館で映画ばかり見ていたのですが、この頃、映画館に足を運ぶことがめっきり少なくなりました。
「さて、何を見ようか。」と思い、話題になっていた「君の名は。」に決めました。アニメを見ることは少なく、好きなアニメと言われて、すぐに答えられるのは宮崎駿監督の「となりのトトロ」位です。そんなに期待はしていなかったのですが、見終えて、ここしばらく映画を見ても無かった「感動」と言えるような、何ともいえない心の高揚を感じました。映画館を出て、なぜか人に対しても優しくなれるような気分でした。
他にも年末、テレビで何本か映画を観ました。この頃の日本映画って面白いんですね。一本は「土竜の唄」。脚本を宮藤官九郎が手がけているというので録画しておいたのです。妻に「とにかく馬鹿馬鹿しいから。」と言われていたのですが、見ながら確かにそうだなと思い、それでも最後まで見てしまいました。次の日になっても、その馬鹿馬鹿しさが頭にこびりついて、車を運転していても思いだしてしまい困りました。もう一本はBSでやっていた「紙の月」です。 主演の宮沢りえも魅力的でした。「これなら賞を取るわな。」と実感させられる演技でした。原作は読んでいないのですが、見終わった後も、謎解きのように、込められていたメッセージを読み解く作業を続けていました。
ハリウッド映画がつまらなくなったので、これからは日本映画に再注目したいと思います。
https://hanajizou.com/