フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

晩春/燕飛ぶ

2019-04-24 07:58:07 | 俳句


 < つばくろや流る星か夫婦にて  花木柳太 >

 先日初めて飛ぶ燕を見た
 よくぞ特急にその名前を付けたものだ
 あざやかに飛んでいる。

 毎年忘れずに飛んできてありがとうと言いたい
 気持ちになる。鳥は総じて夫婦仲がいいように思う
 燕の姿を見ると春だなあと思うと同時に来る夏を思う。

 きのうから春の雨が降っている
 今朝は朝日が差しているが時々雨の予報だ。
 結構な雨が降ったのか。

 


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2 コメント

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つばめに思う (デ某)
2019-04-25 15:47:53

山陰の田舎町で18までを過ごしました。
地面を這うように低空を疾走するつばめ達に
竹棒を剣に佐々木小次郎 「つばめ返し」 を試みたり
子供用自転車でツバメとの競走に挑みむました。
真剣勝負は百戦百敗、悔し涙に暮れました。

つばめと流れ星と夫婦。
花木さん、さすが!の着眼ではありますが…
ウグイスは 「啼きごえ」 で恋の勝敗を競うとして
ツバメは千分の一秒の速さを競うのでしょうか?
僅かに敗れたツバメ達はどこでウサを晴らすのかと、
モテなかった我が青春を思い、同情にたえません。

春雨や敗れつばめの涙かな (木偶之某)
Unknown (花木柳太)
2019-04-26 00:53:42
子供の頃
少年漫画雑誌の付録に佐々木小次郎の
ものがあり、大切にしていました。
宮本武蔵より身近に感じたものです。

いつも、夫婦で電線に止まっているので
どれも、相手を見つけてつがいになるものと
思っていました。遥か南から飛んできて
相手を見つけられない個体もいるのですね。
>春雨や破れつばめの涙かな
この句はデ某さんのものでしょうか?
先人の名句かと思いました。

わたしも青春の頃はモテませんでした。

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