ブログhitorigoto

ガーガー,グーグー,ひとりごと。

未確認飛行物体

2010-09-07 23:30:45 | 国語
2時間目国語。

本来2時間扱いの教材なのだが,
教材としてあれこれ扱いたい要素が多い詩なので,
ついダラダラやってしまって今日で4時間目。
(もっとも1時間中この詩を扱っているわけではないが)

毎時間簡単な発問いくつかと中心発問ひとつを混ぜるスタイルで進めている。

ところが簡単な発問のつもりで出したつもりが,
子どもにとってそうでないことがあってそれが時間がかかる原因のひとつにもなっている。

子どものレディネスを知ることが授業の前提だと大学でも学んだが,それができていない。
年々確実に子どもと年齢差が開いていく。
若い頃ならもっと確実にレディネスをつかめたのかも知れない。

しかし年齢差だけでない気がする。
加速度的に子どもの常識や知識や生活経験が減っている気がする。

今日も助走発問のつもりで
「『夜』と『夜ごと』はどう違いますか」と聞いたが,
クラスでわかっていたのはたった1人だった。
(第1時で辞書引きの時間も確保していたのだがこの言葉を調べていた子もいなかった。)

こんなことは当然わかっているだろうと思っていたのだが,そうではなかった。

昨日の鉄棒の実態といい,子どもを見る目が甘いというか鈍いというか,
これは今後よほど気をつけないとこの仕事では致命傷になる。

今日の中心発問は
「白い花は薬缶が水をやりにくることを知っているのか知らないのか」だ。

知っている…15人
知らない…17人

いい感じで分かれた。

そう思う理由をノートに書かせていたら地震発生!

避難訓練だった。









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