つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆ 国内景気上昇は本物!

2005-09-24 08:08:22 | Weblog
世界は異常な原油高で、やっと各市場にインフレ圧力がかかり出した。最近ではチーズの値上がりで国内の各メーカーは対策に懸命だ。金価格も上昇を始めた。鉄鋼、原油、チーズなどはBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の目覚しい経済活動、とりわけ強力な中国経済発展が原動力。インフレヘッジ商品の代表格である金価格(含むレアメタル)の上昇は本格的のようだ。世界中の投資ファンドが、原油、株式などから金にも向い始めた。都内の中心部の土地の地上げも再開された。日本の財政赤字も800兆を超えた。アメリカ、欧州各国も財政赤字は頭痛の種。インフレ(スタグフレーション:不況下のインフレは困るが)は税収を増やし財政赤字減らしには即効性がある。急激なインフレはバブルを招き、あと処理が大変だ。わが国も10年以上も苦しみぬいた。24日に開催される先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控えて、中国はドルを除く各国通貨の為替管理幅を1.5%から3%に拡大した。日本は20年前のプラザ合意(1985年9月・当時5カ国)以降円高が急速に進みバブルに突入。その為、中国はアメリカの元切り下げ圧力に非常に警戒している。金融政策は目先の対策に走ると、その副作用に苦しむ。しかし、市場経済は否応なくインフレ圧力をかけている。株式相場のマグマ上昇。日経ダウ平均は各評論家の予想を超えて年末を迎えそうだ。それにしても、日本(昨年3月以降はドル買いなし)も中国も、ドルを買い支えた資金を米国債購入に当てているのは皮肉だ。今後の世界経済にどのような影響を及ぼすか注目したい。円の対ドル相場は現在の111円前後で推移してくれると有り難い。

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