アズキが死にかけました。２

４月２９日の日記のつづきです。

ハマチが救急病院に駆けつけたのは、
アズキが運び込まれてから約３０分後でした。

今日仕事に行く時、
アズキの元気な姿を見て出かけたので、
今アズキがそんな大変な状況になっているとは、
なんだか信じられないハマチ・・・

出かけるときの写真

実はこれを撮った時、
ふとイヤな予感がしました。
第６感って当たるんですよね・・・。

 

事の始まりは夕方５時過ぎ。

双子ちゃんのレッスンを終えたオットは、
次の生徒がまだ来ていなかったので、
みんなと玄関から外に出たそうです。

そのときにアズキも一緒に出て来て、
オットが玄関前でママさんと話をしている間、
アズキは双子ちゃんと前庭を歩いていたと。

もちろんオットもアズキの様子を気にしていたはずで、
目を離したわけじゃないと言っていました。 

ところがアズキがコモンエリアの茂みに行ったところで、
双子ちゃんがアズキの周りにしゃがみこんで、
一瞬アズキが見えなくなったんだそうです。

その時にアズキは何かを口にしたらしく、
双子ちゃんがオットのところに来て、
「アズキが何か食べてたよ」と教えてくれたそう。

ええ！？っと思っても時すでに遅し。
ハマチやオットだったら、
すぐにアズキの口に手を突っ込んで、
怪しいブツを取り出すところだけど、
子供にそれはムリですからね。。。 

それからオットはしばらく、
アズキを注意深く観察していたそうです。

特に具合が悪い様子もなく元気にしていたアズキが、
前庭の散歩から２時間半後に突然嘔吐、
息が荒くなったと思ったら痙攣の発作が起きて、
意識はあったけれど朦朧としている様だったので、
あわてて病院に駆け込んだというわけです。

ついハマチも「なんでちゃんと見てなかったの」と、
一度だけ言ってしまいましたが、
ボクが悪いんだ・・・と自分を責めているオットに、
それ以上は言えませんでした・・・。 

とにかくアズキが無事で良かった。

 

オットとしばらく待っていると、
アズキの処置が一段落したそうで、
病院スタッフが状況を説明してくれました。

アズキはだいぶ回復したそうですが、
まだ痙攣があって安心できないので、
今夜は入院してもらって管理しますとのこと。

診断結果はナメクジ駆除剤の毒がまわった疑い。
だけど特に解毒剤というものはないので、
体から毒を排出させるのが先決だそうです。

アズキの場合はほとんどの毒を吐き出して（アズキGJ！）、
レントゲン検査の結果は胃が空っぽだったので、
肛門から水の管を入れて腸洗浄を行い、
胃腸に残った毒素を吸収するために、
これからチャコールを投与しますと。
＝２、３日は真っ黒なウンpが出るらしい。

それから点滴をして胃腸の機能回復をはかり、
筋弛緩剤を投与して痙攣を止める処置をする。
と言われました。 

オットが「チャコールって・・・安全なんですか」

「バーベキュー用のチャコールじゃなくて、
　医療用のチャコールですから安全です」
とスタッフさんが教えてくれました。

↑今思うとなんだかマヌケな質問ですが、
このときはオットも動転していたのでね。（＾＾；） 

痙攣が続くと高熱が出て、
脳にダメージを与えて危険な状態になるそうですが、
アズキの体温は今はちょっと高いだけでほぼ平熱。

ほーーーーーーーーーーっ

もしアズキの異変に気付かずに、
処置が遅れたら・・・

胃が空っぽになるまで吐き出したとしても、
わずかに残った毒が体にまわり、
（だからアズキにも痙攣も起きているわけで）
高熱による脳のダメージに加えて、
嘔吐と下痢を繰り返し脱水症状を起こし、
非常に危険な状態に陥って、
最悪の場合は助からないと言われました。
犬猫の脱水症状は怖いですからね・・・。

 

今日一晩入院が決まり、
アズキが無事と分かったし、
じゃあ帰ろうかという時になって、

ハマチがスタッフさんに、
「今日は昼からアズキに会っていないので、
　顔を見て帰ることは出来ますか？」と聞いたら、
「じゃあ今、アズキを連れて来てあげる」
と快く了解してくれました。

 

そして。

アズキ、キター！！
元気なアズキと再会！！ 

つづく 

 

 

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顔を見ないと帰れない。

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