経営委員はNHKのポチか?
東京海上日動火災の不正は石原社長の体質?
経営委員よ! 選ばれた人間としての矜持を持て。
「さ(血?)迷えるNHK」シリーズも、遂に100回になってしまった。
別にNHKについてのみ書く積りで本Blogを開いたわけではないが、
書いているうちにNHKの体質が妙に気になり出し、ついついNHKの
ことばかり書いてしまう。
100回も書いているうちに、経営委員会も含めたNHKのゴチャラッペ
(意味わかる?)が、くっきり浮かび上がってきた。
経営委員会の報酬はいくらなのか、3/14と4/5のBlogで疑問を呈し、
NHKや経営委員自身にも手紙を出して質問したが、どこからも回答が
無かった。 でもやっと真実がわかった。 まるで詐欺だ。
フリーターやパートの人がこれを知ったら、
「これが 日当?」 とびっくり仰天するだろう。
また、東京海上日動火災、JR四国、福山通運、武田薬品、デンソー
などの企業で「日当」をもらって働いている方々は、堂々とボーナスを
要求してください。 社長は拒否できません。
(1)放送法、NHK定款、には、「経営委員の報酬は日当」と明記
されています。NHK経営委員会のHPのQ&Aにも、1日39,600円と
書いてあります。 (http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/qa/index.html)
(2)しかし、NHKの<平成19年度収支予算と事業計画の説明資料>
によると、次のように書いてあります。
(http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/yosan/yosan19/pdf/siryou.pdf)
【経営委員の報酬 H19年度】
委員長:633万円、委員長代行:570万円、委員:506万円
が支払われます。(H18年度も同額。H17年度は、
(委員長704万円、代行633万円、委員563万円。)
(3) 1日39,600円の日当で、年間600万円前後になる理屈がどうしても
わかりませんでした。 経営委員会やNHKはどうしても答えてくれない
ので、ネットで探しやっとわかりました。
(4) H17/6/22にNPO株主オンブズマン代表の森岡孝二という方が、
私と同じような疑問を持ち、日本放送協会 経営委員会 委員長
石原邦夫氏宛に質問状を出しています。
( http://www1.neweb.ne.jp/wa/kabuombu/nhk13.html)
その質問状に対し、H17/7/14石原委員長名で森岡氏宛に回答があり、
(http://www1.neweb.ne.jp/wa/kabuombu/5.pdf)
(イ)報酬は日当制である。(年俸制ではない)
(ロ)経営委員会は、年間25日程度しか開催しないが、会議は
やっていなくても経営委員としての仕事はやっている。
毎月の実働日数は、委員長は10日、委員長代行は9日、
委員は8日を基準としている。
(ただし、経営委員会を欠席した日は日数から削除する)
(ハ)そのほかに「特別報酬」として6月と12月に合計で4ケ月分の
特別報酬が有る。
(ニ)したがって、計算式は次のようになる。 委員長の場合、
日当55,000円×10日×(12+4)ケ月=880万円/年 となる。
(当時の日当は55,000円であった。現在の日当は39,600なので、
委員長が633万円/年となる。)
これが 「日当」 でしょうか?
しかもお手盛りで決めたルールだ。
働いたか、働かないかわからないのに、毎月10日働いたとみなし、
更に年間4ケ月もの特別報酬=ボーナスをもらっている。
2/11にも述べたように、H18年度の委員会を約半分欠席している委員もいる。
出席はしたが全く発言しない委員もいる。 これでもボーナスを100%貰うのか?
自己申告で勤務日数を報告したら良いではないか。
限りなく「年俸制」に近い「日当制」だ。
委員も後ろめたさを感じているのか、H18/3/1に発表した「放送法の改正
に対する経営委員会委員の見解」で、
月俸制もしくは年俸制に改めるよう要望している。
(http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/new/keiei070301.html)
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この件は国会でも取り上げられている。
第163回国会 総務委員会 第6号(H17/10/21(金))で、
○田嶋(要)委員
それと、放送法の二十二条の方には何が書いてあるかというと、「委員
は、」中略ですが、「その勤務の日数に応じ相当の報酬を受けることが
できる。」そういうふうに、勤務の日数に応じてとはっきり書いてある
わけですね。 法律に書いてある日数に応じた相当の報酬ということ
なのかなという感じがいたします
○橋本参考人 経営委員会の経営委員につきましては、執行部から
なかなか申し上げにくい立場にございますけれども、実際に経営委員会
がどのような活動をしているかということで申し上げれば、定例の会合と
いうものは月に二回やられております。それから、現在NHKをめぐる
状況が大変厳しい状況であるということで、それぞれの委員の方々が
独自にNHKの状況について調査、把握する活動、あるいは、定例の
委員会のほかに委員会を設けて御審議いただいているというふうに
伺っております。
と言うような、その場逃れの答弁しかしていない。
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東京海上日動火災の不正は石原社長の指示か、または、社長の
日頃の考え方が社員に浸透し、起こるべくして起こった不正だろう。
JR四国も、本四架橋で盛り上がった業績が、JR分割当事と同じ値まで
落ち込んでいる。 こんな経営をする経営委員長代行が会長を務める
ような会社は、業績が落ち込んで当たり前だ。
デンソーも外国人労働者の件できな臭い話がある。 武田薬品も特許
切れ製品が多く、新製品不足で、将来の業績に陰りが感じられる。
大学教授も4人いる。
こんないかさまをやって、恥ずかしいと思わないのだろうか?
放送法第十六条には、「委員は、公共の福祉に関し公正な判断を
することができ、広い経験と知識を有する者」から選ぶと書いてある。
実際には、経営委員会なんてNHKから餌を与えられた
ポチにすぎないのか。
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ある女子大教授の つぶやき (http://iiaoki.jugem.jp/?eid=785) には、
NHK経営委員会はNHKの最高監査委員会で企業の重役に相当する
理事や役員の業務を監査する役目を持っている。
ところが、監査とは名ばかりで、NHKの会長以下とは馴れ合いで
事実上何もしてこなかったことが暴露されている。
経営委員の任期は3年で定員は12名いる。月に2回、合計5時間
ほどの会議の出席で、年間の報酬が560~700万円というから、
かなりの好待遇である。しかもこの値は度重なる不祥事で2割削減
している数値という。
いまは廃止されているようであるが、3年間委員を務めるとおよそ
500万円の退職慰労金まで出されていた。
委員長であった東京海上の石原社長は保険金不払い問題で、
社長を退任することになったが、このNHKの委員長職を手放したくは
なかったことは容易に推定が付く。
これではNHK視聴料の不払い運動はとまらない。
とまで書かれている。