新経営委員長は誰に?
NHKの経営に国民の声を反映させよう。
石原経営委員長が辞任し、当面梅原代行が委員長を務める。
しかし放送法の改定が予定されており、常勤の経営委員もできるらしい。
経営委員長は常勤委員の中から選ばれるべきだと思う。
ところで、経営委員はどうやって決定されるのだろうか?
放送法では、
-------------------------------------
第十六条 委員は、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、
広い経験と知識を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理
大臣が任命する。この場合において、その選任については、教育、文化、
科学、産業その他の各分野が公平に代表されることを考慮しなければ
ならない。
--------------------------------------
と、規定されている。
しかし、誰が候補者を選出するのだろうか?
菅総務相? 安部総理? NHK側の推薦?
受信料支払い者である国民の声は反映されない。
時の政権が、自分の都合の良い人を選出し、数に任せて両院の同意を
得て、安部総理が任命するのだろう。
たとえば、浅野前宮城県知事などは可能性はあっても、
『NHK受信料拒否の論理』の著者である本多勝一氏の可能性は
絶対にない。
国民は義務だけ押し付けられて
それに見合う権利がない。