は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

北海道STAY・5日目 〜旅の最後に「〇〇館」

2023年03月17日 | 旅行

北海道旅行の最終日。
5日間なんて、あっという間ですね。

今朝は和食。
質素すぎてときめきませんが、高カロリーな食事が続いているので、これくらいで十分です(笑)
胃袋を平常運行に戻すためにも、今日から食事の量を減らさなくては。

9時、ホテルをチェックアウト。
荷物を札幌駅のコインロッカーに預けて、向かった先は北海道大学です。
駅から徒歩10分もかからないうちに正門に到着。

北海道大学の画像を検索すると、真っ先に出てくるのがイチョウ並木。
少し遠回りだけど、せっかくなので1つ先の北門から入って歩いてみました。

入ってきた時から薄らと臭っていましたが、こりゃスゴイ!
根元には大量の銀杏が落ちていました。
果肉が残っているということは、雪に埋もれていたのでしょうか。
というか、北海道の人は銀杏を食べないの??

イチョウは東西380mにわたって植えられています。
これが全部紅葉したら綺麗でしょうね。

そのまま構内を散策。
日陰の場所には雪がたくさん残っていて、北海道に来たなーって感じの景色が見れました。

本家本元のクラーク博士像も。
羊ヶ丘展望台にある有名な立像は、観光シンボルとして新たに建てられたものなのだとか。
そもそも、クラーク博士は北海道大学の前身である札幌農学校の初代教頭。
銅像は、ゆかりの場所にあってこそ歴史を語れるもの。
ということで、羊ヶ丘展望台への未練は吹っ切れました。
(本当は行きたかったの笑)

開館時間の10時になり、いよいよ「北海道大学総合博物館」へ。
博物館が北海道大学構内にあることは、前日の夜にネット検索で知りました。
こんなに近くまで来ているのに、行かない理由はないでしょう。
本当は「北海道博物館」へ行きたかったのですが、移動と見学でおそらく5時間コース。
まだ午後にも行きたいところがあったので、今回は見送りました。

北海道大学総合博物館、北大の研究の歴史や貴重な資料を紹介するために、1999年春に開館。
博物館としてはまだ新しいものなんですね。

元は1929年に建てられた旧理学部の本館。
玄関から中に入ると真っ先に目を惹くのが、この光沢のある立派な柱です。
テラゾと呼ばれる左官仕上げの人工大理石で、当時としては贅を凝らした造り。
ここだけでも、建築物としての資料的な価値があるそうです。

1階は、主に北大の歴史や研究、学部などの紹介。
全部書くと収拾がつかなくなるので、気になったものだけ貼っていきます。

クラーク博士と札幌農学校のストーリー。
当時は授業のほとんどが英語で行われていて、英語が堪能な人が多かったのだとか。
そういう英語教育があったのに、何処で途切れちゃったんだろう。
現代まで続いていれば、私が英語を話せる未来があったのかも知れません。
・・・私の学力では無理だな(笑)

学部のコーナーでは、大学でどんなことを学べるのか具体的に紹介されていました。
これは歯学部。

2階にある獣医学部のコーナー。
やばい、はく製とか骨格標本とか出てきた(笑)

マンモス・・・北大の研究を紹介しているコーナーだったかな?
順路やテーマがあるのに、何を見せられているのか分からなくなるのが博物館。
2階の展示室を見終えると、すでに1時間半が経過していました。

3階に上がると、危険な香りのする展示棚がお出迎え。
珍しい古植物標本が並んでいました。
説明を読むと「植物化石の美しさを実感していただければ幸いです」と書いてあります。
標本をアートに変える魔法の言葉がジワジワ来ましたw

3階は、収蔵標本の世界。
いかにも収蔵庫といった風情の展示ですね。

廊下には古生物の化石がずらり。

恐竜の骨格標本もたくさんありました。
奥に見えているのは、パラサウロオフスの化石。
福井の恐竜博物館で頭の骨だけ見たことがありますが、全身骨格は初めてです。
実際に見ると、レリーフのようでカッコよかったです。

北大博物館で私が一番興奮したのは「鉱物・岩石標本の世界」という展示室。
鉱物や岩石がどのように生まれたのかなど、地球規模で教えてくれます(笑)
展示パネルの説明が抒情的(個人の感想です)で、その世界にすっかり引き込まれました。

初めて見るものがいっぱいで、なかなか足が進みません。
「モース硬度」とか「かさ密度」とか、初めて知る言葉ばかり。
今回もたくさん収穫がありました(笑)

12時半、見学終了。
もう少しゆっくり見たかったのですが、次の場所の時間が読めないので、仕方なし(涙)
ちなみに、この展示規模なのに入館料は無料!
素晴らしいものを見せていただいたので、募金をして博物館を後にしました。

13時半頃、新千歳空港に到着。
お昼ご飯を食べる前に手荷物を預けようと思ったら、自動手荷物預け機には長蛇の列。
特にインバウンドの皆さんは、荷物がデカいし多いしで、預けるのに手間取っているようでした。
荷物を預けて、さあ、お昼!と思ったら、お昼時で飲食店はどこも混雑。
歩き回っているうちにどんどん時間が経ち、足も疲れてきました(汗)

14時半、昼食は諦めて「サケのふるさと千歳水族館」へ。
新千歳からは1つ手前の駅から徒歩10分ほどの距離でしたが、それでもトータルで30分はかかります。
帰りの便は18時45分発で、その前に晩御飯を食べることを考えると、16時には空港に戻りたいところ。
ここは時間短縮と割り切ってタクシーを使いました。

そこまでして見に行きたかった水族館でしたが、ちょっと期待しすぎだったかな(汗)
こちらが大水槽。

支笏湖ゾーンの水槽はとても美しかったです。

この水族館の見どころは、実際の川の中を見ることができる水中観察ゾーン。
しかし、時期が悪かったのか、魚は1匹しか泳いでいませんでした。
サケが遡上するシーズンには、ここでサケの産卵行動も見られるそうなのですが、残念です。

結局、成長したサケの姿は剥製でしか見られませんでした。
大水槽にサケがたくさん泳いでいるのを想像していたのですが、泳いでいたのは稚魚だけ。
ネットで見た、サケが泳ぐ水中観察ゾーンの印象が強すぎたのでしょうね。

水族館には、アイヌのサケ文化を紹介したコーナーがありました。
とても勉強になったので、これが見れただけでヨシとしましょう。

15時に見学終了。
ここへ来る時もでしたが、外はまた雪が激しく降り始めたので、止むのを待って駅へ。
徒歩10分よりも、もう少し時間がかかったような気がします。

16時前に空港へ戻り、遅めの昼食というか早めの晩御飯。
北海道最後の食事は「郷土料理ユック」で、極上漁師丼をいただきました。
鰊と鱒、ウニ、いくら、イカ、甘えび、カニのほぐし身などなど、たっぷり盛られていました。
函館空港で食べた海鮮丼と違って、白飯が固くなかったので美味しかったです。

後はもう帰るだけなので、出発までターミナルビル内を探検。
4階には、北海道応援キャラクター「雪ミク」のコーナーがありました。
デビュー当時の姿から、ずいぶん変わってしまったんですね。

冬は展望デッキが閉鎖されているので、通路の窓から飛行機見物。
鬼滅の刃とコラボしたANAの機体は、2種類見ることができました。

18時には搭乗待合室に入り、18時45分に出発。
21時に広島空港に到着し、リムジンバスに乗って22時過ぎに帰宅しました。

今回の旅行で、日本三大夜景とタワー6兄弟を制覇。
新年の抱負(やりたいこと)が叶いました!
次の旅行も、何かを叶えられる場所へ行きたいです^^

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