ハプニング…

Kouが寝る前にポツリと…
「今日は…おとなりの人が、かんだんだよ」
「何をかんだの？」
「おれ」
「え！　どこをかんだの？」
「ここだ」
と腕をまくって見せるも、常夜灯ではよく見えない。
明かりをつけて見ると、皮膚がちょっぴりむけて、うっすら歯型が。

こりゃ痛かったね、かわいそうに…。
スクールバスで噛まれたことや、バスの介添えの先生にちゃんと訴えたことを確認して、もう事件は終わったつもりになっていたのですが、翌日見ると、見るも無残な内出血になっていました。

スクールバスから学校へも報告が行ったらしく、
担任の先生や教頭先生もKouに事情聴取。
その無残な内出血を見てびっくりなさったらしい。

私の携帯へ相次いで「おわび電話」が……。
実はその隣の子には前にも顔をひっかかれて傷がついたことがあるので、
とりあえず「席替え」してみてもらえることになりました。

その隣の子はKouより３学年下で、まだ言葉がないことや、
アトピーがあること、Kouが教えてくれました。
こんなことまで説明できるようになったんだ！
自分が噛まれたというショックを乗り越えて話すことができたんだ！
と、Kouの成長を感じることのできた事件でした。

隣の子のことも気になるんですけどね。
アトピーがあってかゆみでイライラするのに、訴える言葉をもたないから
かんしゃくが爆発するんですよね。
Kouをかんしゃくのはけ口にされるのは困るけど、
その子のかんしゃくには同情します。
同情っつか、Kouも小さいころ、そうでしたからね。
みんなの成長を祈りたいです。