イルジメ15話～LOVE編～

イルジメ15話。なんて盛りだくさんなの。
あんまり盛りだくさんなので、今日１度では語り尽くせない気がします。

まずは15話のハイライトと思われる、二つのキスシーンの話から。
まず一つ目はポンスンと。
ポンスンを労働契約？から解放してやろうとすると、ヨンから離れたくないポンスンからやられました（笑）。

こうやって押さえつけられて、唇を奪われる。

ヒーローもので、主役の男の子が、無理やりキスされるなんて～　なんて～　なんて～（エコー）

おまけに、「あんた、初めて？　見かけによらずウブなんだから～」などとからかわれて（笑）、涙ぐまんばかりに怒ってみせるヨン。

「許さないからな！」

爆笑しました。
キスした後、ポンスンの笑い方が可愛いんですよ。
イタズラっぽい笑い方と、恋する女の子の笑い方と、２種類の笑い方をしてました。


もうひとつは、憧れのウンチェお嬢様とのキス。
イルジメの姿で、ウンチェに会いに行くんだけど、そこがちょっと気障でかわいい。

ウンチェが、風もないのにはらはらと散りかかってくる花びらを不思議に思って見上げると、屋根の上のイルジメが、花びらを散らせていた……


「助けてもらったお礼を言いに来ました」

ここで、いったん立ち去ろうとするウンチェを見送る、寂しそうな表情がなんとも、イイです～
ウンチェも結局、冷たいそぶりに徹しきれず、戻ってきて、二人で夜道を馬に乗って……。
この二人には、「清純」な雰囲気がありますね。
馬に二人乗りしてるんだから、体も密着してるはずなんだけど、清純そのものです。

馬を駆って、例の梅の巨木のところへ。
「もう、会えないかもしれません」と言って、女心をかき乱しつつ、

顔を見せてほしいというウンチェの願いをそっと拒むイルジメ。

そして、額に巻いていた布をとって、ウンチェに目隠しを。
ここでウンチェが、何をされるのかと一瞬身をすくませたら、イルジメもひるんだ風に手を止めるのがよかったなあ。
ほんと、清純な二人です。

このあと、そぅっと唇をかさねます。
カメラが回りながら遠景を映していって、ゆかしいキスシーンでございました。


で、ウンチェにとっては思い出の増えたこの梅の木。
なんと例の叔母様が、この梅の木を抜いてしまおうとするんですね。
それを聞いて、あわてて駆けつけてきたウンチェは、意外にもここでポンスンと遭遇。

ポンスンはヨンのために、有り金はたいて、この梅の木を買ったのでした。
「３歩下がってくださいね！」とウンチェに言い放って、

舌を出してみせます。
ポンスンは恋路のライバルを明確に意識してるんですねぇ。


二つのキスシーンに話を戻すと。
「イルジメ」では、作劇に「対比」が非常にわかりやすく多用されていますが、キスシーンもそうでしたね。
ポンスンとのコミカルなキスシーンと、咲きほこる梅の花の樹上での、ウンチェとの絵のようなキスシーン。

面白いです。

あ、余談ですけど。
梅の木って、割と枝が折れやすいんですよ。
そんなことを言うのも、今日、我が家では梅の実を収穫したからなんですけど。
恋人たちが座っていた枝が、もし本物の梅だったら、二人分の体重は……けっこう危険だったかもしれません（笑）。