小学生のための 千字文漢字練習プリント

古代の中国で生まれた千字文で漢字を学ぶプリントです。
1日20分ぐらい。親子で取り組んでみてください。

15・16 菓珍李柰 菜重芥薑

2022年01月12日 | 千字文

 みなさん、こんにちは。

 きょうは《菓珍李柰 菜重芥薑》のプリントをアップしました。

 

 ちなみに、娘との千字文の勉強には、タブレットがかかせません。

 わが家では毎週土曜日にあたらしい8文字をはじめるのですが、小学生の娘がみたことのないモノがでてくるたびに、ググっています。

 たとえば、今回の菓珍李柰 菜重芥薑。

 辞書には柰がイヌリンゴって書いてあるけど、イヌリンゴってなに?

 これは私にもわからない。タブレットですぐに検索。

 そうするとWikiで写真つきのイヌリンゴがヒットします。

 画面を娘にみせながら、「酸味が強くて食用価値は低いんだって。へぇ〜、リンゴ飴の材料なんだ」とか「酸っぱいリンゴでも、千字文ができた時代では珍重されていたんだね。千字文ができたのって6世紀だから、日本の古墳時代ぐらいだよ」などと脱線してばかりです。

 薑は、家の冷凍庫から生姜をとってきて娘にみせました。

 どちらかというと娘より親の私が楽しんでいて、「もういいから早くプリントをやろう」とせかされるぐらいです。

 まだずっと先になりますが、晋楚更覇 趙魏困横という8文字があります。

 このときはWikiで春秋戦国時代の地図をみせながら、「春秋時代に大国だった晋が分裂して趙、魏、韓になるんだよ。戦国時代にはほかに楚、斉、燕、秦という国があって戦国七雄と呼ばれたんだけど、最後は秦の始皇帝が統一するんだ。あのキングダムの政だよ」と私がもりあがってしまいました。

 歴史小説好きというか本好きな子どもにするために、あせらずにコツコツと千字文と文字につながる知識を伝えています。

 うろ覚えでいいんです。

 娘が大きくなって歴史小説を読んだときに、「そ〜いえばむかし、と〜ちゃんが地図を示しながらアツくなっていたな。というかあれは、あつくるしかった」と思い出してくれれば。

 

 なおリンク先にアップした漢字練習プリントは、千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしています。

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