ハイナンNETの日常

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交換日記:2013年徒然

2013-04-08 22:13:59 | 交換日記
海南島で新暦の新年を迎えてすでに三ヶ月が絶ってしまいました
早い。。。

先月まで台湾に住んでいて日本に帰国してからもすでに一ヶ月がたちました

日本に帰国してから区の図書館で頻繁に本を借りる事にしました。
初めは好きな作家さんの本を借りていたのですが、東志津さんの『「中国残留婦人」を知っていますか』を皮切りにあぽの時代の本をまた読むようになりました。

ほんといろんな本が出てますね

今読んでいるのは、石田甚太郎さんの「日本鬼(ヤップングワイ)ー日本軍占領下香港住民の戦争体験」と下山操子さんの「故国ははるか 台湾霧社に残された日本人」、柳本通彦さんの「台湾・霧社に生きる」です。

霧社関係の本は台湾に行ってみて台湾のことをもっと勉強しようと思ったのと「セデック・パレ」(http://www.u-picc.com/seediqbale/)という映画を台湾で見たからなのです。
この映画は日本でも今月から公開されるので是非みてください映像の作りもほんとすごいです。

最初の一冊は日本に占領されてた三年間について石田さんがたくさんの香港人に取材された本。はっきり言って驚きの連続でした。

香港は私にとって海南島に行くときによくよる場所です。言わば海南島の経由地。
なので行き帰りに大体寄っていたし、香港歴史博物館にハネメンバーとも行ったことがあります。

日本に占領されてた時代のことももちろん展示にはあったのですが、正直そこまで印象に残ってはいなかったのです。
でも香港のひとたちもほんとにつらいときを過ごしていました。

それにしてもこの本の中で男性の親族を海南島に徴用された経験を語るひとの多いこと。
しかも海南島に連れて行かれて帰ってきたというひとはこの本の中には最後まで出てきませんでした。。。

考えてみれば当然のこと。私が今の時代でさえ海南島に行く際の経由地として頻繁に使っているのですから、今より交通の不便な時代、海南島での労働力として香港の男性がに日本軍に連れて行かれるのは必然で私が歩いた場所には香港のひとの骨も埋まっていたんだろうとこの本を読んで初めて気がつきました。

この本は自分でも購入しようと思っています。








年始年末の海南島に行ったときのことも少し。
四人で行けたのはほんとによかったです。

行く前はちょっと気が重かったのですが。。。
陳金玉あぽが亡くなったことを実感したくない気持ちが行く直前になってふつふつと沸いてきたため。

でもお墓参りできたのはよかったです。ずっと行く事ができなかった譚亜洞あぽのお墓参りにも行けました。
ほんとは今このときも海南島にいたかった。

ちょうど中国の清明節という日本で言うお彼岸の季節でみんな実家に帰ってお墓参りをするのです。
漢民族の習慣ですが、あぽの家族の黎族のひとたちにもこの習慣が広まっているようで、譚あぽのお墓参りの際、譚あぽの息子さんが清明節に家族でお墓を掃除すると話していました。(山に近い農村に住んでるあぽが多いのでお墓も村から20分くらい歩くちょっと上のほうにある率が高いです。なのでスニーカーで行かないとちょっとハードで雨季の過ぎた頃とかに行くと草でぼーぼーで道がなかったり、お墓が生い茂る植物で見えなくなってたりします)

来年の清明節には必ず海南島を訪れたいと思います。






新しい出会いもありました。
自分の中で小さな自分への葛藤もありましたが、やっぱり出会えたことはうれしいです。

また会いたいです。
会いに行きます。

今日はこのへんで。

zhisui

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