福岡のイベントのご案内です

なかなかない機会だと思いますので、お近くにお住まいの方は是非にお出かけください



スハルティさん証言集会(インドネシアにおける日本軍「慰安婦」問題)
日時:2009年12月4日(金)18:30~20:30
会 場:福岡聖パウロ教会
(日本聖公会)
福岡市中央区草香江2-9-22

参加費:無 料 (会場カンパあり)
お問い合わせ:
〒807-0866
北九州市八幡西区日吉台1-2-3
在日大韓基督教会折尾教会
鄭(チョン)守煥 牧師
電話 093-691-3071

1928年、東ジャワ州クディリのカンプン・ンドゥウェット生まれ。15歳で日本軍「慰安婦」にされた彼女は、1年半の悲惨な生活を後に、インドネシア独立後のバンジャルマシンで、独立戦争に従軍していた男性に出会い結婚。5人の子どもに恵まれた。
2000年の女性国際戦犯法廷開廷の折は、インドネシア代表のひとりとして東京に来られ、証言台に立った。今回は第二回目の来日である。
ちなみに、この町バリックパパンに「日本軍慰安所」をはじめて建設したのは他ならぬ元首相・中曽根康弘氏であった。

1944年当時スハルティさんは15歳の少女でした。当時インドネシアのジャワの村々には一定の若い男女を「兵補」あるいは「ロームシャ」として送り出す義務が日本軍によって課せられていました。
ご両親と共に彼女自身も納得しないまま「一年間のタイピスト研修」という「務め」に送り出されたスハルティさんは、同郷の数十名の娘たちと共にスラバヤから漁船でジャワ海を越えて、ボルネオ・バリックパパンへと連れていかれ、その町の「日本軍慰安所」のひとつに幽閉された。それから日本の敗戦まで1年半、日本兵たちの性的な恥辱に苦しめられた。
戦乱のバリックパパンを抜け出し、50余日迷い歩いた密林の向こうで彼女を待っていたものは………。

(インドネシア女性、ジャーナリスト・「慰安婦」問題NGO幹事)
1975年生まれ、インドネシア大学文学部、パジャジャラン大学コミュニケーション学部で学ぶ。
ラジオ局で記者などをしながら1999年から「慰安婦」問題にかかわり、NGOなどに属しながら「慰安婦」問題に取り組む。図書館やデータベースの管理者として働く一方、フリーの「慰安婦」研究者として数々の国際会議に出席。
木村公一氏と共に、元「慰安婦」マルディエムさんを追った著作『モモエ―彼らは私をそう呼んだ』などを著し、インドネシア社会に「慰安婦」問題を通して、女性の人権問題を提起し続けている。
主 催:「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会
共 催:早よつくろう!「慰安婦」問題解決法・ネットふくおか
構成団体:カトリック福岡地区正義と平和協議会、日本基督教団九州教区伝道センター、在日大韓基督教会西南地方会社会部、西南韓国基督教会館(西南KCC)、福岡地方バプテスト連合社会委員会、日本聖公会九州教区、日本ルーテル教会福岡地区宣教委員会、福岡YMCA、福岡YWCA
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ナヌムの家の元「慰安婦」ハルモ二たち



午後1時30分から主催者挨拶、田村ゼミ生による資料説明
1時45分から 「ナヌムの家」(95年)上映
3時25分から 休憩
3時30分から 村山一兵さんのお話
4時20分から 「ナヌムの家Ⅱ」(97年)上映
5時30分 映画終了
5時40分まで 連絡その他
開催日時: 12月5日(土曜日)PM 1:30(開場1:00)~5:30
会場: 西南学院大学内 西南コミュニティセンターホール
(地下鉄「西新」駅下車徒歩5分)
参加費: 無料(会場カンパあり)
主催: 全国同時企画・福岡実行委員会
共催: 西南学院宗教局
後援 西南学院大学宗教部
早よつくろう!「慰安婦」問題解決法・ネットふくおか

郵便振込: (名義)全国同時証言集会・福岡実行委員会
(口座番号)記号01760 番号040636
《10数年前のハルモニたちに会いに来てください

映画「ナヌムの家」は、撮影開始当時27歳だった新人女性監督ビョン・ヨンジュさんが2年をかけて、ソウルの「ナヌムの家」(分かち合いの家)に住む元日本軍「慰安婦」だったハルモニ(おばあさん)たちの日常を記録した作品です。ビョン監督は「人間として経験してはいけないものをハルモニたちが体験し、克服し、自らの姿を積極的にみせている。わたしたちに希望と力を与えてくれる」と語っています。
「ナヌムの家Ⅱ」では、ハルモニたちの変化が見て取れます。社会との関係を新たに作り始め、自己を表現する喜びを知った関釜裁判の原告・朴頭理さん(06年逝去)の笑顔が楽しいです。
何度見ても新鮮な映画です。10数年前のハルモニたちに会いに来てください。もう会えなくなったハルモニたちもおられます。

1980年川崎生まれ。3歳から喘息。2003年より法政大学派遣留学制度で韓国・延世大学にて留学中に、ナヌムに通うことを決める。2006年4月より、歴史館研究員として勤務。住み込みで働きながら、ハルモニとの生活は3年半となった。