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8/1 学術会議シンポジウム 歴史教育の明日を探る ―「授業・教科書・入試」改革に向けて

2015-07-29 21:04:25 | イベント案内
■□■ 学術会議シンポジウム
   歴史教育の明日を探る ―「授業・教科書・入試」改革に向けて ■□■

日時:2015年8月1日(土)13:00~17:00
場所:学術会議講堂(入場無料・事前予約不要)

趣旨説明
 日本学術会議・史学委員会では、これまでも高校歴史教育について、 「歴史
基礎」の設置、用語の見直しやジェンダー視点を入れた教科書の書き換え等の提
言を行ってきました。
 今回のシンポジウムでは、ジェンダー視点の重視とともに、模索が続く「授業
・教科書・入試」という3つの改革を連動させて、新しい歴史教育の実践を具体
的に考えたいと思います。

 第一部で「改革の三位一体」を現場の声とつなぐ議論をした後、第二部では、
その教材実例として「慰安婦」問題を取り上げます。
アメリカの歴史学者らから出された「日本の歴史家を支持する声明」(2015年5
月5日)や、「「慰安婦」問題に関する日本の歴史学会・歴史教育者団体の声明」
(2015年5月25日)といった研究者の声、歴史研究の成果は、教育現場にどのよ
うに反映されるのでしょうか。実践的に探ってみたいと思います。

プログラム
◆13:00 趣旨説明 井野瀬久美恵(第一部会員・甲南大学教授)

◆13:10~14:40第一部 授業・教科書・入試
~歴史教育改革を三位一体で考える~
○報告1 歴史教科書をどう書き換えるか?―ジェンダーの視点から:三成美保(第一部会員・奈良女子大学教授)
○報告2 高校歴史教育のあり方をめぐる議論:久保亨(第一部会員・史学委員会委員長・信州大学教授)
○報告3 制度の壁か思考の壁か?――暗記オンリーでない歴史の試験をめざして:桃木至朗(連携会員・大阪大学教授)
○コメント 現場の声をつなぐ:小川幸司(特任連携会員・長野県立長野高等学校教頭)

◆14:50~15:45第二部 教材実例としての「慰安婦」問題
~研究の到達点を踏まえた教育実践と市民の育成~
○報告1 長志珠絵(連携会員・神戸大学教授)
○報告2 小浜正子(連携会員・日本大学教授)
○コメント ドイツとの比較から:姫岡とし子(連携会員・東京大学教授)

◆15:45~16:55 総合討論
司会:井野瀬久美恵・平野千果子(連携会員・武蔵大学教授)
◆16:55 閉会の辞 久留島典子(第一部会員・東京大学教授)


主 催:日本学術会議史学委員会歴史学とジェンダーに関する分科会
共 催:日本学術会議史学委員会歴史認識・歴史教育等分科会
科研費基盤研究(A)「ジェンダー視点に立つ『新しい世界史』の構想と『市民教養』としての構築・発信」http://ch-gender.jp/wp/
後 援:ジェンダー史学会・日本史研究会

問い合わせ先:甲南大学井野瀬研究室  
会場へのアクセス:http://www.scj.go.jp/ja/other/info.html
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