
先日、青山学院大学の伊達先生のゼミで、
ハイナンネットの出張授業をさせていただきました!
今回出張授業に行ってきたメンバーは、
梁さん、イマーンさん、そしてわたくし。(名付けてイマーンさんを囲む会
)



27名の学生さんが参加してくれました。
反省点も色々ある出張授業でしたが、みなさんがとても
真剣に聞いて、考えてくださった様子がとても伝わってきて、
私はとてもうれしかったです。
こうやって、色々な機会を通して、たくさんの人々に
「慰安婦」問題のこと、海南島のおばあちゃんたちのこと、
知ってもらえたら、考えてもらえたらいいなって思います。
最後に、学生さんからの感想を少し紹介させていただきます
☆私たちのような戦後の世代は直接その問題に関わったわけではないけれど、
まずは歴史的な事実を知ることが重要だと思いました。
☆この問題以外でも世界で今までにしてきたことによる悲しい現実のために、
自分たちが何をできるのか考え、行動に移したいと思いました。
☆人を人としていたわる気持ち、人権を尊重する気持ちは常にどんな状況でも
あるべきだと実感しました。
☆最後の梁さんのお話で、「慰安婦」問題をハイナンネットの人々が
どう考えているか、私たち”日本人”がどのようにとらえなくてはいけないか
ということがすごく伝わってきました。
(ちゃん)
____________
追記07.10.03
先日ゼミに参加された方から、メールで感想が届きました。本人の許可をとって、ここに掲載させて頂きます。ありがとうございました。(梁)
(以下、感想)
先日(月曜日)はお話が聞け、また短い
時間の中ではありましたが互いに意見交換
ができ、ありがとうございました。
それが今後につながるのではないか
と思います。
お話の中で「従軍慰安婦」とされた女性達
が現地においても一種の差別を受けている
という事実が伝えられました。彼女達はまず
日本軍に蹂躙された時点で一度自分の意志に
反し性的暴力を受けるという”意志の死”を
経験しています。とすればそれが(唯一では
ないにしろ)確実に一加害者であるところの
日本政府が事実を認めないということは、
もう一つの”死”をもたらしている事と同意義
だと思いました。
二度の”死”そしてそれによる継続する差別による
精神的に止まらぬ肉体面での傷、負担、苦しみは
想像を越えるものでしょう。 だからこそ彼女達
が生きている間に事実を認めることは、”私たち”
(日本人という国民)にできる最低限かつ当事者
ではない”私たち”には想像できないほどの意味を
もつことでしょう。
以上思うところを書かせて頂きました。
このような機会があれば是非またお話を
聞かせて頂けたらと思います。また今後の裁判
の予定などお知らせ頂ければ幸いです。
ハイナンネットの出張授業をさせていただきました!

今回出張授業に行ってきたメンバーは、
梁さん、イマーンさん、そしてわたくし。(名付けてイマーンさんを囲む会




27名の学生さんが参加してくれました。
反省点も色々ある出張授業でしたが、みなさんがとても
真剣に聞いて、考えてくださった様子がとても伝わってきて、
私はとてもうれしかったです。
こうやって、色々な機会を通して、たくさんの人々に
「慰安婦」問題のこと、海南島のおばあちゃんたちのこと、
知ってもらえたら、考えてもらえたらいいなって思います。
最後に、学生さんからの感想を少し紹介させていただきます

☆私たちのような戦後の世代は直接その問題に関わったわけではないけれど、
まずは歴史的な事実を知ることが重要だと思いました。
☆この問題以外でも世界で今までにしてきたことによる悲しい現実のために、
自分たちが何をできるのか考え、行動に移したいと思いました。
☆人を人としていたわる気持ち、人権を尊重する気持ちは常にどんな状況でも
あるべきだと実感しました。
☆最後の梁さんのお話で、「慰安婦」問題をハイナンネットの人々が
どう考えているか、私たち”日本人”がどのようにとらえなくてはいけないか
ということがすごく伝わってきました。
(ちゃん)
____________
追記07.10.03
先日ゼミに参加された方から、メールで感想が届きました。本人の許可をとって、ここに掲載させて頂きます。ありがとうございました。(梁)
(以下、感想)
先日(月曜日)はお話が聞け、また短い
時間の中ではありましたが互いに意見交換
ができ、ありがとうございました。
それが今後につながるのではないか
と思います。
お話の中で「従軍慰安婦」とされた女性達
が現地においても一種の差別を受けている
という事実が伝えられました。彼女達はまず
日本軍に蹂躙された時点で一度自分の意志に
反し性的暴力を受けるという”意志の死”を
経験しています。とすればそれが(唯一では
ないにしろ)確実に一加害者であるところの
日本政府が事実を認めないということは、
もう一つの”死”をもたらしている事と同意義
だと思いました。
二度の”死”そしてそれによる継続する差別による
精神的に止まらぬ肉体面での傷、負担、苦しみは
想像を越えるものでしょう。 だからこそ彼女達
が生きている間に事実を認めることは、”私たち”
(日本人という国民)にできる最低限かつ当事者
ではない”私たち”には想像できないほどの意味を
もつことでしょう。
以上思うところを書かせて頂きました。
このような機会があれば是非またお話を
聞かせて頂けたらと思います。また今後の裁判
の予定などお知らせ頂ければ幸いです。
みんな真面目に聞いてくれましたね。ビデオもみんな真剣に見てくれたし。その後のディスカッション(感想会?)でも、ひっきりなしに質問がでてくるかんじでした(こちらの返答が長かったから「ひっきりなし」だったかもしれませんが)。
終わった後も、二人ぐらいミーティング来たいと言ってくれた人がいましたし、まずは成功したのでは。
いまーんさん、ちゃんさん、ほんとお疲れさまでした
いまーんさんの海南島のおばあちゃんとどう向き合うかという話、自分がとても考えさせられました。彼女たちが証言することがとっても辛いことであるはずなのに、彼女たちがそれを通じて「自分が生きてて良かったと思える」とおっしゃっていること。
それはとてもありがたいことだけれども、こちらが証言を強いている側にいることを考えれば、すなおに喜べないですよね。どうしたらよいか、悩まずにいられません。
イマーンさんの話、聞けてよかったです。大事なことを言ってくれたと思うし。今後私たちもどう考えたらよいかちゃんと向き合っていきたいですね。
ちゃんさん、出張ゼミのセッティングと友だち(高校生まで!)たくさんつれてきてくれて、ありがとうございました
あと、ビデオとフライヤ持ってきてくれた一旦木綿さん、さんきゅーです。
ではでは。
あ、ももたくくん、風邪がはやくなおりますように・・・。
梁くんの呼びかけは私の心に伝わってきましたし、ちゃんチャンが放つほんわかとした雰囲気はその場の空気をかなり和ませてくれてみんなが話しやすい状況を創り出してくれたと思います
そして授業前に顔をだしてくれたふちゃんもどうもありがとです
自分の思いを誰かに伝えてそれにリスポンスがくるのってほんと素敵なことですよね
海南島のおばあちゃん達は何十年も自分の思いを話せず、また聞いてもらえない状態だったのだから、お話したいことぜ~んぶ聞いてすべての思い受け止めることが私たちにできたらなって思います
そんな覚悟と強さ身につけたいです
ほんとお疲れ様でした
これから増えていくだろう(と信じたい…)出張授業もっと多くの人にこの問題が伝わるようにいろいろ試行錯誤していきましょうね~
海南島のおばあちゃん達は何十年も自分の思いを話せず、また聞いてもらえない状態だったのだから、お話したいことぜ~んぶ聞いてすべての思い受け止めることが私たちにできたらなって思います
そんな覚悟と強さ身につけたいです」
そのとおりですね。12月に向けて、いまからやきもきしています。頭で考えてもダメな問題だろうけれども。
それにしても、話を聞いてくれる人が、少なくないのは、本当に救いです。もっと工夫次第では、大きな輪をつくれるのではと思います。みんなキッカケがないだけで、関心はとても高いし、戦後補償してないことや性暴力についておかしいと思っているのだから。
出張授業、もっとやりましょう! 高校でもできたらよいですね、できないかな?
ちょっと新しい歴史教育・性教育の可能性を開くんでは?と期待していたりして