今こそ「慰安婦」被害者の声を聴こう!
—中学生のための「慰安婦」パネル展および 講演と映画の会—
2014年6月21,22日に「新しい歴史教科書をつくる会・京都府支部」が「ひと
まち交流館・京都」一階の作 品展示コーナーで、「こんなにひどい教科書と捏
造! 従軍慰安婦展」を開催しました。協賛したのが「在日特権を許さない市民
の会」とつながる「凜風やまと・獅子の会」や「そよ風」、「頑張れ日本!全国
行動委員会」など、ヘイトスピーチを行っている団体です。
公共施設でこのような差別扇動のパネル展を許したことに対して、私たちは30
団体と個人157人 で京都市に抗議し、その後も京都市国際化推進室に申し入れを
してきました。
しかし、8月初めの朝日新聞の「誤報」点検の 記事以来、多くのマスメディア
と安倍政権は、まるで日本軍「慰安婦」問題は朝日が作りだした虚偽であり、す
でに終わったかのように書き立て、朝日は国際社会に詫びるべきだ、とまで発言
しています。
日本国内のこのような異常事態は国際的に批判を受け、日本の孤立化を深めてい
ます。
今こそ、私たちは「慰安婦」被害者の声にさらに耳を傾け、国内は元より日本
軍が侵攻したアジア全域で 少女や女性たちを兵士の性奴隷にした日本軍「慰安
婦」制度とは何だったのかについて、歴史と現状について冷静に知る必要があり
ます。
そこで、中学生にもわかるように日本軍「慰安婦」制度のしくみと被害の実態
を伝えるパネル展、また講 演会とドキュメンタリー映画の上映会を、上記のヘ
イトスピーチ団体が行ったと同じ会場で行います。また、この企画への賛同者も
募っていますので、ご協力をよろしくお願いします。
記
パネル展 無料
2015年1月16日(金)10:00〜20:00
1月17日(土)10:00〜20:00
1月18日(日)10:00〜16:00
講演会 資料代 500円
1月17日(土)14:00〜16:30
講 師 前田朗さん(東京造形大学)
テーマ 「慰安婦」に対するヘイト スピーチとは何か
映画会 無料(カ ンパ)
1月18日(日)10:30~ 13:00~ 15:00~ 3回上映
「オレの心 は負けてない」(宋神道さんのドキュメンタリー映画 95分)
会場 ひとまち交流館・京都
(市バス)河原町正面 (地下鉄)五条 駅より徒歩10分
パネル展:一階の作品展示コーナー
講演:3階第4会議室 映画会:3階第1会議室
主催 京都市議会に「慰安婦」意見書を求める市民の 会、ハーグの会
アムネスティ・インターナショナル日本
連絡先 e-mail: wiwc_kyoto@yahoo.co.jp
賛同団体(一口2000円) 個人賛同(一口1000円)募集中
振り込み先:郵便振替00930-8-200861 ハーグの会
(パネル展賛同金と明記してください)