遺構 終

続き>>


　行けない橋かぁ．．．行くか！
　ここ行っちゃおう！

　突撃～




　来たぞ＝I　




　コンクリの土台みたいな物が幾つかある。
　風呂場だったんだろ？




　うわ、また凄いなこりゃあ。

　＾＾隊長、わざと大変な方へ行こうとしてない？

　あ、バレタ？＾＾

　も～




　いやあ、下りて来た下りて来た～。




　帰り道の景色もいいねえ。廃墟って感じだね。ねえ淳ちゃん？

　ええ、竜宮城の廃墟って感じで、景色がいいんですよね。　




　ここもいいね、淳ちゃん。

　ええ、ここなんですよ、天井に縄引っ鰍ｯて、ばあさんが、って、やめてよお、また稲川淳二、好きだね～。


＊１９６０年代から営業していた歴史ある大きなホテルで、いくつもの宴会場、薬草風呂、鰍ｩりつけ医師がいたみたいです。火災も起こしており、死者負傷者も出している様です。解体工事中に高濃度のアスベストが出て、話題になった様です。トーヨーボールも解体途中に高濃度のアスベストが発生し、解体中止のままだ。我々もこう言う趣味で、けっこう肺に入ってしまっているのだろうな～。
　建物が建っていた頃の画像は、ネットで探せば観られますので、そちらとこちらを見比べるのも面白いでしょう。
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遺構

２００９／０５／０１


　当該探検だが、他調査の帰り、次の調査へ行く途中、ざっ～と街を流していたところ、発見した遺構だ。
　後で聞いたところ「大伊○ホテルの残骸」との事だった。
　道草的な探検だったが、意外と面白かった。




　右手山側にも遺構がある。




　階段か？

　遺跡みたいでいいですねえ。




　これは、大伊○ホテルの従業員寮だったらしいが、元々は、夕陽山荘という旅館だった様で、それが潰れ、当ホテルの従業員寮となったらしい。




　一瞬あの階段を登ってやろうかと思ったが、止めといた。




　斜面に階段状に建っていた様だ。




　山の上にも橋や舞台みたいな物があるのが見える。




　いったいこれはなん何だ？赤い、派手だな。




　中国系の建築だな。




　ずっと向こうまである。
　しかしまた雑草がよくくっ着いてるな。




　まあ、洒落た通路ですね。

　こう言った派手な演出等を観ると、かなり儲けていたのだろう、ホテル面積も相当でかいので、歴史のあったホテルだったのだろう。




　上方に赤い橋が架かっている。




　全盛期には、下駄をカランコロン言わせながら、宿泊客が往来したのだろう。




　道路の右側、この更地に大伊○ホテルが建っていた。




　石を埋めた道が先へと続いている。行ってみよう。





　斜面を上がって行くと、上方に建物が見える。




　関連施設なのか？




　うわぁすげえ藪だな～

　でも獣道みたいになってる。




　抜けると、二番目の舞台の下に来た。

　ほー、しっかり作ってあるね。
　上へ行ってみよう。




　一段目の舞台の上が見える。
　特に何もないな。




　少し下に橋があるのが分かるが、藪が邪魔で、あそこまで行く気がしない。




　欄干の一部がある。その手前にコンクリートの壁みたいな物があるな、建物でも建っていたのだろうか？




　わ、建物だ、何だろう？
　現役っぽいな。
　あまり近づくのは止めた方がいい。




　この舞台の上は、落ち葉が厚く堆積し、草が生えている。

　足がズボズボとはまり、歩き辛い。




　上の集落まで来ちゃったみたいだね。




　ズボ！
　あぶね！
　何だこれ？蛇口がある。
　タイル．．．これ風呂だ．．
　分かった！舞台は、展望風呂だ！
　すげえな！今は林になっちゃってるけど。露天だ！
　舞台が二つあるから、露天は二つあったのか？
　建物が繋がっていたのか、外を歩いて来たのかな？

　とりあえずそこの家が現役みたいだから、俺達丸見えだから、全部観たし、下山しよう。

　そうだね。




　街灯が立っている。
　お客は歩いて来るんだよ。
　でもけっこうな坂だな。
続く>>