廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

海軍警備隊桑原隊保管壕 終

2015-08-30 00:52:00 | 廃墟A
続き>>


 ちょっとすみません

 「はい?  ∑(゜ロ゜)うわー!」

 ァハハハハハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

 「こわいなwいきなりw」


 陸軍輸送部隊の基地もあってね、浜の穴に輸送潜水艇も隠してあったんだよ。




 ∑( ゚ロ゚;)うわっ こわ
 そうなんですね

 「暁部隊も駐屯していた。何しろ賑やかだったよ。あ、そこの電線ね、戦時中の物ではないよ、お化け屋敷の為の照明だよ、ここの先代がこの壕をお化け屋敷にしちゃったんだよ。」




 やっぱりそうだったんですね!^^;

 天井に電線が残っています。
 お化け屋敷にした時の照明の様です。

 そろそろ撤収しますかね










 バイバイ👋

 え!?なんかイル




 わw 手が生えてる!

 バイバイ👋

 さ、さようなら^^




 ・当初、通常の洞窟状防空壕だと思い、探検していたのですが、長さがあり、小さなスペースが所々にあったりする等、何かの保管壕かなと感じていました。そうしたところ“出口は側の砂浜へ抜けられる様に掘削し、銃器や無電を保管して置く計画だった。”との話しと
 実際奥は行き止まりになっていて、抜けていないので、掘削途中で終戦になり、未完成だった可能性があります。
 この他に二壕あった様ですが、そちらは埋め戻された様です。

 先代が村の子供たちを楽しませ様とお化け屋敷にしたそうですが、お寺の墓地の洞窟、しかも壕をお化け屋敷にしてしまおうという思いつきは、素晴らしいです。(笑)
 終戦して桑原隊が引き揚げて行き、先代は、戦争と言う辛い出来事を明るくする為、お化け屋敷にしたブラックユーモアかもしれません。
 作った当時の住民の反応は知りませんが、亡くなってから、テレビで放映される程有名になったのですね。

 子浦の反対岸、妻良地区に陸軍潜水輸送部隊(暁部隊)の基地もあり、入り江に上陸用舟艇、潜水艇を壕に隠したり、木々で偽装し配備していたとのことなので、80才位の方に聴いたところ、確かに上陸用舟艇に松の木を被せて配備していた。とのことでした。
 戦後船揚げ場にしてしまい、今は何も残っていないとのことでした。

 私がここに到着してソワソワしていると、配達のお兄さんが来たので、事情を話すと、所有者さんと知り合いなので、言ってあげるよ、と言って、どんどん家に入って行き、所有者の奥さんに伝えてしまって、奥さんに「あー、心霊番組の関係者ですね?」と言われ、いえ違います、と言ったら「先日、心霊番組のロケをさせて欲しいと連絡があって、一週間後に来るんです。」との話しでした。
 私は、へ~そうなんだぁ。と思っていました。
 奥さんに壕の事を聴くと「お爺さんが昔お化け屋敷にしたんですが、よくは知りません、見たいなら勝手にどうぞ、ゴミが一杯捨てられてるから、入れるかな~」等とおっしゃっていました。^^
 その後、テレビを見ていたら「世界の浮「夜」で、杉ちゃんがこの穴に肝だめしに入りましたね、腰をけがして入院した一件の(笑)霊能者の池田武央さんが、お地蔵さんの場所に兵隊さんの霊が集まってるって言っていましたね。(^^;)

2012/05/26
 <<戻る

海軍警備隊桑原隊保管壕 2

2015-08-28 16:14:00 | 廃墟A
続き>>


 小さなスペースがあります。
 退避する為の場所なのか物を置く場所なのか。

 この兵隊さんは、服と髪の毛が焼け落ち、身体に火傷を負いながらも、私達にどうぞっと案内してくれているが、目を見ると死亡寸前であることが分かった。(_人_)ご苦労さまでした。




 ここにもスペースがあり...

 またあなたですかっっ

 紐で縛って、今度はSMプレイですかっ。
 伊豆石にしばいてもらうとは高級ですね。

 しかし壕内には所々中途半端なスペースがあります。
 防空壕と言うより保管壕かもしれません。




 ここで、右方へ屈折している様です。

 地面に落ちている腐った木の破片も右方へ続いていますね。

 さっき見えていたのは、このお地蔵さんです。

 この場所は重苦しい雰囲気があります。




 うわ、頭が落ちています。

 爆弾で吹き飛んだのでしょう。
 (_人_)ご苦労さまでした。




 五仏ありますね。
 供養の為に安置されているのでしょうか

 首が取れていますね。w

 テレビで、霊能者がこの場所に日本兵が集まっているとか言ってましたね^^




 行き止まりの様です。

 っ!w壁に何かありますよ!




 っ地面にある手が壁を指さしています。




 あーこれは、手榴弾で自決した際、吹っ飛んで壁に付着しちゃったんですね。(_人_)ご苦労さまでしたぁ。




 「私は掘削技師だが、かれこれ67年ここにいるんだ。海軍警備隊だ、隣にいるのは桑原隊長だ。」

 あっ!そうなんですね、え

 桑原隊長「ちょっと君!」




 え!?うわ、驚いた!

 「驚かしてすまん、私は、海軍警備隊の桑原隊長だ。」(実際に掘削した隊)

 あ、隊長!私は、廃異探のキャプテンハヤトです。(`o´)ゞ

 桑原隊長「側の浜へ抜けられる様に掘削していたのだが、途中で終戦になったので、ここまでしか掘っていないのだ。銃器や無電を入れて置く保管壕にしようと考えていた。壕はあと二つ掘ったよ。今は埋没されたがな。(事実)しかしここで捕れるニシンはうまいんだよなー、骨までんまい。」

 にしんっ、伊豆は魚介類が美味しいですからね

 桑原隊長「ああ、釣って、海軍医師に毒魚でないか見てもらって、そうじゃなきゃ夜は刺身で一杯だ。物資不足でね、甘味が不足していて、甘いもんが食いたくて困ったんだよ。」

 あ!水まんじゅう持っているので、食べて下さいっ

 桑原隊長「おー、お袋さんの手作りか?頂こう。おーい電信っ、お前もどうだ!」




 はいっ!頂きます!(タッタッタッタッタッ ごんっ!
 下半身だけなので、寝ている私は操縦が難しいのであります(`o´)ゞ

 洞窟のお化け屋敷だなw^^;
 ところで、桑原隊長達はここで何をしているのですか?

 桑原隊長「終戦したので、ここで隊員全員、ヤッたのだ。だからほら、皆粉微塵になってるだろ?」(これはないです。)

 あーそう言う事だったのですね!(_人_)ご苦労さまでしたぁ。

 桑原隊長「まあ、ゆっくりしていけ。ゲジゲジが多いから気をつけろよ。ところで君は何処の部隊だ?」

 廃異不思議探検隊鎮守府 第一特攻戦隊 富士山第51突撃隊 隼人隊です!(`o´)ゞ

 桑原隊長「了解した。」
 <<戻る 進む>>

海軍警備隊桑原隊保管壕 1

2015-08-26 01:02:00 | 廃墟A
 大東亜戦争末期、本土空襲が激しくなっており、いよいよ本土決戦に向け、南伊豆沿岸にも出撃基地が配備されました。

 横須賀鎮守府 海軍警備隊や陸軍潜水輸送部隊、陸軍工兵部隊(暁部隊)が置かれました。




 何か凄い場所に壕がありますが、

 1945年3月頃、海軍警備隊(桑原隊)がこの墓地を所有している寺院に宿泊し、地下壕を掘削しました。

 海軍警備隊とは
 陸上戦闘部隊の一種で、占領地の防衛、治安任務の為等に編成された陸上部隊で、機動的な運用は想定されていなく、陸戦隊の陸上警備科と沿岸用の小型艇を持つ水上警備科から成るそうです。
 当地の部隊は、朝鮮人を含めた混成部隊だったそうです。




 しかし壕の真ん前に墓石が立っている光景は、迫力があります。夕暮れは不気味でしょう。
 この穴も古墳に思えて来ます。
 戦後67年経っているので(訪問時)壕の周りが墓だらけになっています。




 入るのにちょっと勇気が必要でした。(笑)

 雑草が茂っていて、ゴミが突っ込まれていて、これは変な虫がいそうですね...




 これは、いい穴です! 
 出入り口は狭いですが、中は意外と広いです。

 地元の肝だめし処となっている様ですね、空き缶がいっぱい散乱しています。
 遊ばせてもらって、ゴミまで捨てていくなよなw、罰が当たるぞ~

 穴は左へ行っている様ですが、右側にも行ってるのかな?




 右側は、小部屋でした。
 切った伊豆石が置いてあります。

 あー、ご遺骨がありますねえ。
 ご苦労様でしたぁ。(_人_)




 正面は、行き止まり、掘削を途中で止めた感じです。

 左へ続いていますね。

 また何ですか、ケツ出した人が走ってるw
 日本兵の亡霊でしょうか




 うわっ、驚きました。
 この人は、手榴弾で自決したのでしょう、体がバラバラです。
 あ、あの足、この人のだ!




 っ!w地面に手が落ちています、きっと、水をくれー水をくれーと言っているのでしょう。




 またっ、そっちは壁だよぉ




 気を取り直して、奥へ進みます。

 しかし立派な壕ですね。

 奥に何か嫌な物がある様な雰囲気がしますが、進んでみましょう。
 進む>>

沼津海軍第15突撃隊江ノ浦本部燃料・爆薬保管壕跡

2015-08-20 00:53:00 | 廃墟B


 沼津海軍第15突撃隊江ノ浦本部 燃料・爆薬保管壕跡







 大き目の屈折壕でした。
 震洋の燃料や爆薬を保管していた壕だと思われます。




 隣にある石丁場跡

 こちらの方はガチで塞がれていて、いくら私でも入れず(笑)隙間からカメラを突っ込んで、撮影しましたが、確かに落盤が激しい様です。

 見た感じ確かに石丁場跡です。

 奥がありそうな雰囲気です。
 水滴音が ャ`ャン ャ`ャン と響いているので、水没している可能性があります。




 天井の岩壁が大量に落下している様です。確かにこれは危険です。

 後日、地元の80~90才代の方から聞いたところ
 大東亜戦争末期に掘られた特攻基地関係の一壕だった様です。
 石切り場跡の方は、結構広く、あちこちに繋がっており、軍の色々な物が大量に保管されていたとの事でした。
2015/7/14

特攻艇震洋手石基地 終

2015-08-11 01:17:00 | 廃墟A
続き>>


 塹壕(安全壕、斜壕)

 入口は非常に狭い。




 入口は狭いが







 中は、人一人が立って歩けるぐらい高さがある。

 泥は入って来ているが、ゴミ等はなく保存状態が良い。

 通路が右方へ曲がっている。




 出口が見えた。

 短い穴です。




 出口も非常に狭い。




 外に出て、周辺を観察すると

 溝(通路)がある。

 海にいる敵から発見されない様にこの通路を行き来する。




 海から来る敵の動きを監視、または上陸して来た際に撃退する為に塹壕を築いた。

 浅いので、匍匐前進でないと敵に発見されてしまう様だが、長い年月で土砂が入って浅くなってしまっているのだろう。

 1945年4月頃から建設し始め、終戦が8月なので、塹壕、交通壕・斜壕にしては、規模が小さく中途半端なので、長い年月で埋没している点もあるだろうが、構築途中で終戦になってしまったのだろう。

 獣道が港側へ下りていたので、港側から山を上がって来れた様だ。

 入り組んだ岬を獅ュ利用して、敵が発見し難い要塞を作った。

*大東亜戦争末期、日本への石油の輸出が止められており、物資、人材不足、戦力の差から、玉砕が続き、追い詰められた日本海軍は、特攻作戦を考案しました。
2015/5/24
 <<戻る