廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

川井邸4

2019-09-05 21:00:00 | 廃墟D
Continuation>>


 今度は外国人の肖像画があります。
 紳士ですね、超セレブかもしれないです。




 線香立ての後ろにある写真ですが、インド系の方と一緒に肖像画の女性が写っています。




 横の床の間には、写真が何枚も立ててあります、家族でしょうか?
 外国の方もいますし、奥に威厳がありそうな方もいらっしゃいます。




 右下に絵の女性、奥に威厳の男性、中央に育ちが良さそうなお坊ちゃん、左奥に男性、左前に気さくそうなおじさんが写っています。
 段々恐縮して来ました。
 散乱物をザックリ見たところ、高級ホテルOKや海外製品、偉い人?著名人?からの手紙等が見受けられました。
 相当裕福で、地位の高い家系だったのは間違いなさそうです。




 日本刀があります、何でもあります。




 またテレビがあります、これは高価なテレビではないでしょうか
 その上には日本人形があります。これはあまり傷んでいません。




 屋内は傷んで腐って来ていますが、外の林は生き生きとしています。

 元の林に戻るのもそう遠くないかもしれません。

 人それぞれの人生があります、精一杯生きて行きます。




 この辺で、引き上げさせて頂くことにしましょう。




 お邪魔しました、さようなら。




 中々印象深く興味深い廃屋でした。

 この方達は、一般庶民の住む世界とは違う煌びやかな世界に生きていたセレブの様です。

 物が一切合切残されているので、この家族は終焉したのでしょうか?

 何だか寂しい気もしますが、全盛期もあった訳です。

 人の一生は、一瞬なのかもしれません。

 意外とお隣りさんが接近していて、窓から探索している姿が目撃されそうな感じでしたし、前の道路は観光客が意外と通ったりしていて、気が抜けない場所でもありました。
 周りが林なので、昼間でも屋内がかなり暗く、絵画や写真に戦々恐々としながらの探索でした。


 少し突っ込んで知りたい方は、当物件に関係する人物の一人、の経歴がありましたので、リンクを貼って置きます。→ "Wikipedia"



 Special Thanks To

 某廃墟ブロガー

 某廃墟サイト管理者氏

 CAMERA Panasonic LUMIX DMC-TZ3-S

 2011/04/30
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川井邸3

2019-09-01 20:38:00 | 廃墟D
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 階段を上がって行くと、上から肖像画の女性がこちらを見ていて、驚く。
 こんにちは、かってに訪問し、御無礼致しております。

 このお宅の持ち主様でしょうか?
 肖像画を残す程の人かもしれません。




 二階部屋です。
 衣類から何から物がそのまま残っています。




 デスクがあります、その横に口の開いた箱がありますが、ペットを飼っていた様で、名前が書いてありました、猫とか小動物だったと思います。




 アコーディオンがあります。何かとお洒落です。
 右の写真に写っている人は誰でしょうか、見難いですが、70年位前の東京の様です。貴重な写真です。




 箪笥があります、歴史がありそうです。
 物が大量に残されていて、何かこのお宅の手鰍ゥりが見つかるとは思いますが、ほじくり返すのはよしておきます。




 箪笥の上に人形や文章が書いてある用紙、古い時計が並んでいます。

 もしかしたら、これらの物は、あの外国人の贈り物ではないでしょうか?この別荘も!




 この部屋も物がそのままの状態で残っていますね。
 書斎でしょうか..




 部屋のデザインは、一階と同じ様です。
 和洋折衷な空間です。
 窓から外を見た時、側に林がある景色なんて、いいなと思います。




 残留物を観たところでは、老後、この別荘に移住した様ですね。

 ところで、さっきからひしひしと気になっていたのですが




 御仏壇があります。
 背筋がしゃんとすると同時に身震いします。
 失礼します。
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