廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

風の廃屋

2012-05-01 22:25:00 | 廃墟A
「廃墟突撃殴り込み!!」
(*上記の題は、新耳沖縄編の小原猛さんから授かったもので、これから時々使って行きます。他に、廃探や廃突はどうか?と言われました。笑)


 訪問した当時は三月で、春ですが、まだまだ冷たい風が身に染みます、時には日に寄って、午後などは暖かい日があります。なのでこの時も、そんな良い天気で暖かい日だったので、出鰍ッた気憶があります。
 
 とある港に寄りました。
 何かネタ(廃墟)はないかと地元の方に尋ねると

 この辺りに詳しい修理工氏(一番奥)「まあ廃墟ならこの辺りに何軒かあるね、大きいもんだと、修善寺キャッスルとか大観宮なんてのがあった、キャッスルと大観宮は解体されちゃったけどね、当時は、女の子をナンパしては大観宮へ肝だめしに行ったねえ(笑)それから、有名なャvラ病院ね、ャvラはまだあるけど、キャッスルとャvラは、心霊スャbトで有名だったね。」

 今回の廃屋の管理者氏(右)「あったあった、キャッスルは、廃墟になってから首吊りや不審火でやばかったねえ、ャvラも有名だよね、悪徳で(笑)う~ん、そこの水産会社の廃墟はマズイし(笑)..あ、まぁ、実は自分が管理している薄気味悪い廃屋ならあるよ、俺んちじゃないんだけど、持ち主が放置しっぱなしでさ、なんとかしろって言ってんだけど、来ないから、いいよ行ってみる?(笑)」

 *手前は、当方の隊員

  

 



 ”風の廃屋”

 やって来ました。

 これはまた古い民家ですねー。













 トタン屋根、あ、一番上が瓦屋根ですね、当初は全部トタン屋根だったのでしょう。
 瓦が落ちて来ています。

 管理者「私は、この集落の組の長をやっていて、この廃屋の所有者が放置していて来ないから、私が管理しています。ここ5、6年は、崩壊が激しく、台風の時等は、屋根の瓦や木材が周辺に飛散して、周りの家に刺さって困っているのです。
 幸いここは主道から奥まっているので、面白半分に肝試しなんかで若者が出入りする事はあまりないのですが、そこかしこガタが来ているので、深夜、風なんかで”カタカタガタガタ”と嫌な音がするし、この辺りは、猫が多いのですが、寝床にして、夜中に”ウ~、ウ~”と鳴いて、気味が悪くて敵いません。それに荷物がそのまんま残っているでしょ?何で身内は片付けないのかね?何だかまだ爺さん婆さんが居る様な感じがしてね、薄気味悪いんです。それでいよいよ頭に来て、組の住人皆で、子供達の家へ行って”撤去してくれないか”と言ったのですが、解体費用がないとか何とか言って、応じないのです。」







 近所の奥様がご登場「こっちです、見て下さいよ!荷物がそのまんまなんです。」と案内してくれる。







 玄関横の扉が無い場所を覗くと







 奥は台所の様です。







 手前を見ると、風呂場になっています。







 玄関です。
 昭和を感じさせる照明です。







 屋内の座敷部屋ですが、家具や衣類、布団等が沢山残っています。







 たぶん寝室でしょう。
 右奥に便所があります。







 左隣は、居間です。

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