前回、あわしまマリンパークの廃ゴンドラNo.2(2号機)の記事を投稿しましたが、今回は縁あって、No.1(1号機)がひっそりと第二の人生を送っている?とのことなので、早速調査に行って来ました。
横
本当に在って驚きました。
中から”バカ殿様”が出てこないかな(笑)
反対側前
板張りが残念なところです。
横
No.2より、傷んでいる様子です、でも57年前の物ですから、状態は良い方だと思います。
「金波」と書いてあります、意味を調べたところ”水面に日光や月光等が映って美しく光る波”とのことなので、このロープウェイが現役の頃(2008年停止)は、乗客が淡島の景色、下にはキラキラ輝く波を見ながら楽しんだのでしょう。(2017年秋解体開始)
穴が開いていたので、そこから車内を撮影させてもらいました。(私じゃありません(笑)
電車内の様で、レトロな感じでいいですね。
倉庫に使われている様です。
規格プレート
自重3300kg
最大乗車人員 51名
製造年月 昭和38年7月
車両番号 NO 1
1963年製、今から57年前で、車両ナンバー1です!
No.2のゴンドラ内のプレートに”大阪車輌工業”と表記されていたので、大阪で製造して運搬したのでしょうか?大鰍ゥりだったのですね!
足ですが、輪っぱ(笑)が付いているので、駅に着いて停車する際、壁に接触するところなのでしょう。(笑)
家紋?で思い出しました、このゴンドラは大名駕籠を模してあります、昨今淡白な(モダンな)デザインのゴンドラが支流ですが、大名駕籠とは大胆不敵ですね(笑)
ちなみに、このゴンドラは、現在のあわしまマリンパーク時代の物ではなく前身の”淡島海洋公園”時代の物の様です。
今は閉業が決まったら、速やかに解体撤去されて、処分され、往時を懐かしむ暇なんてないですが、昔はいつまで経っても放置されていて、廃墟になっていました。そんなことからも貴重な過去の遺物ではないでしょうか?
私が最初の一機に出会ったのも偶然で”なんだつぃみわ!”と言った感じでした、そしたらゴンドラさんが”カラスのかってでしょう!”と言う感じで、調べたら、淡島の遺物で、そして二号機に辿り着き”だっふんだー!”と驚きました。(笑)
(sony α NEX-C3D/画像編集なし/投稿:キャプテンハヤト/20190907)