廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

廃(HAIOKU)屋 終

2010-04-03 10:03:00 | 廃墟C
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 この家は、物も一切無く、畳が全て剥がされ、雨戸も閉められているので、おそらく住人がお亡くなりになったので、片付けられたのだろう。






 ここだけ窒ェ生えている。真っ暗でも青々としている。






 障子戸と窒ヘ、なぜこんなに合うのだろう、昔の怪談話に出てくる様な光景だ。






 廊下へ出た。先は、玄関、奥は台所だ。

 「こっちはいいので、逆へ行こう。」






 「廊下の奥に扉があるので、行ってみよう。」

 床に積もっている埃が直ぐに舞う。

 真夏の廃屋、汗がタラタラ流れて来る。






 半開きの扉を開ける。「ギギー」
 
 「便所だ、ぼっとん便所」






 林に飲み込まれるのも時間の問題だろう。
 その前にSDカードに記録出来た。






 昭和初期に建てられたものだと思われる。
 何とも言えない不思議な光景である、美しい、なかなか日常では味わえない。





2009/08/21
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廃(HAIOKU)屋

2010-04-03 00:36:00 | 廃墟C
 この日私は、当直明けで非番の日だったが、帰って睡眠を摂るなんて勿体ない事はしない、暇と時間が有れば探索だ。

 と言う事で、某所の林をガサガサ進んでいた。

 「深い藪の中に埋もれる様に建物があるっぽいな。」




 笹が混じった密集する細い窒~き分けながら進む

 この緑、窒フ匂いがたまらなく良い。






 藪の間からようやく建物が見えた。






 「いいもん在った!」
 玄関があったので、藪を掻き分け少しづつ進む。






 「うヮ~、こんな深い貞Mの中に一件屋がある。廃屋だ。これはいい雰囲気だ、もう何十年も野晒しなんだろう。」






 「かなりこの家は古いな。星の形のプレートが貼ってある。富士山信仰の方が住んでいたのかな?」
 「いちよ、声をかけてみよう。」
 「こんにちわー、誰かいますかー!?...って、いるわけないか」






 玄関が開いていないので、横へ回る。
 またガサガサと獣の様に行く。

 「やっぱり大分壊れているな」






 裏口の扉が無くなっていたので、そこから入った。

 古い廃民家独特の臭いと埃の臭いが混じる。






 時々蜂が飛んで来るので、鬱陶しいが、探検の方が勝っていて、浮ウを感じない。

 夕方の探検は、直ぐ暗くなるので、そっちも気になる。(どうせ中は暗いが






 物は残っていないが、どうやら台所だった様だ。

 奥へ行ってみよう。






 「真っ暗だ。窒ェ生えてる。ちょっと薄気味悪いな。」

 「そう言えば、お化け屋敷の廃墟があると教えてくれた人がいるな、お化け屋敷自体浮「のにその廃墟って、もっと浮「な。」

 左側は、玄関だ。






 「うーん、何とも言えない、不気味差だ。」






 「障子戸がまた雰囲気あるなぁ」

 床がギシギシ言う。抜けない様にそっと歩く。

 「奥にテーブルが立ってるな。え?横にあるのは仏壇じゃないよね?」






 「あ~良かった。棚か。座敷があるみたいだが、先に奥を見てこよう。」






 暗い中だと窒ェ浮「んですよ






 ここは、たぶん風呂場の脱衣所だったのだろう。

 「さて座敷を見てみよう。」






 「うヮw」
 「12畳位の座敷部屋だ。床の間、押入れが確認出来る。襖で仕切られると二部屋になるみたいが、たぶん襖を取って、広間にしていたのだろう。」
 続く>>