続き>>
この家は、物も一切無く、畳が全て剥がされ、雨戸も閉められているので、おそらく住人がお亡くなりになったので、片付けられたのだろう。
ここだけ窒ェ生えている。真っ暗でも青々としている。
障子戸と窒ヘ、なぜこんなに合うのだろう、昔の怪談話に出てくる様な光景だ。
廊下へ出た。先は、玄関、奥は台所だ。
「こっちはいいので、逆へ行こう。」
「廊下の奥に扉があるので、行ってみよう。」
床に積もっている埃が直ぐに舞う。
真夏の廃屋、汗がタラタラ流れて来る。
半開きの扉を開ける。「ギギー」
「便所だ、ぼっとん便所」
林に飲み込まれるのも時間の問題だろう。
その前にSDカードに記録出来た。
昭和初期に建てられたものだと思われる。
何とも言えない不思議な光景である、美しい、なかなか日常では味わえない。
2009/08/21
<<戻る
この家は、物も一切無く、畳が全て剥がされ、雨戸も閉められているので、おそらく住人がお亡くなりになったので、片付けられたのだろう。
ここだけ窒ェ生えている。真っ暗でも青々としている。
障子戸と窒ヘ、なぜこんなに合うのだろう、昔の怪談話に出てくる様な光景だ。
廊下へ出た。先は、玄関、奥は台所だ。
「こっちはいいので、逆へ行こう。」
「廊下の奥に扉があるので、行ってみよう。」
床に積もっている埃が直ぐに舞う。
真夏の廃屋、汗がタラタラ流れて来る。
半開きの扉を開ける。「ギギー」
「便所だ、ぼっとん便所」
林に飲み込まれるのも時間の問題だろう。
その前にSDカードに記録出来た。
昭和初期に建てられたものだと思われる。
何とも言えない不思議な光景である、美しい、なかなか日常では味わえない。
2009/08/21
<<戻る