廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

続・大仁金山2

2009-03-02 06:33:00 | 廃墟A
続き>>

 鳥居を潜ると左手に



 朽ちた手水舎がある。





 舎が右側へ唐黷サうだが、上の枝に接触し、唐黷驍フを免れている。





 正面を見ると、神社へ上がる荒れた階段があるが、正に野晒しと行った感じで、周りの樹木と相対し、良い雰囲気である。





 傍らの藪に埋もれた石灯篭がある。









 静まり返った林の中に「ぽつんと」灯篭が立ち、その間から上へ伸びる階段。
 異世界へ通づる階段。

 私は、子供の頃から、異なる場所、景色を見るのが好きだった。何故か癒された。
 ちょっと寂しくて人気のない場所に癒される。一般の人が立ち入らない場所に興味がある。
 この好奇心が無くなった時、老いるだろう。継続は力なり..





 階段を上って行く。





 損壊している箇所がる。
 手摺があるので、掴まって行けば良いのだが、その手摺もゆらゆらしているので危険である。
 近いうちに更に崩れるだろう。





 お社が見えて来た。





 到着。
 木の階段は壊れていた。
 基礎と壁がコンクリートなので、新しめの神社です。





 社の中です。




 
 もう山の神は鎮座していません。

 右側にあるのは太鼓の様です。
 祭りもあった様です。





 周囲の景色





 下ります。

 階段の途中にある広場。





 横から見たところ。





 反対側は、池跡らしき場所があった。





 また崩れている箇所を行く。





 上に登るとグラグラした。





 下りて来ました。





 左側を見ると何かがある様だ。





 鳥居の手前を左側へ行く。





 何かが祭られている。





 碑がある。









 殉職者の供養碑です。









 空っぽだった。





 手前に賽銭箱がある。





 出る事とする。










 鳥居には、昭和32年11月3日と記載されていた。





 鳥居の左手に道があるので、少し行ってみた。





 側溝が続いていた。





 石積の側溝である。





 堰がある。

 道がかなり険しくなるので、引き返した。





 目ぼしい物はなく、側溝だけだった。






*廃社は、植物に侵食されて、中々良い雰囲気です。

 潰れた廃屋が残っていますが、大した物はないです。

 ブロックで塞がれた相当古い採掘坑跡が見られるのが貴重です。

 職場の40代後半の人から貴重な話しを聴かせてもらった「鉱山が操業中止になってから、一時期、西部の町を模したテーマパークになって、カウボーイの人形が手を振っていたりしてたよ、だけどそれも短命に終わった、それから、選鉱場の廃墟がずっと残ってて、若い頃よく忍び込んだよ。あと殉職者の墓が沢山立ってなかった?あれ夜はけっこう不気味だな。(笑)」と言う面白い話が聴けました。

 70代男性「ここら辺は、金が沢山採れたから、大仁、土肥金山等、幾つも金山があったんだ、徳川家の財源でもあったんだよ、付随して温泉も湧き出して、温泉街が出来たり、最盛期は随分賑わったんだよ。」

 選鉱場の廃墟は、見事だったそうですが、既に解体されており、雛段状の遺構だけが残っています。
 付随する廃屋も幾つか残っていた様ですが、殆ど解体されてしまった様です。

 広大なので、今後も少しずつ調査を続けて行きます。
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続・大仁金山

2009-03-02 00:59:00 | 廃墟A
 選鉱場の他に山中で放棄されている廃屋や江戸時代の採掘坑、廃社等、遺構を確認する。




 この様な山道を登って行く。




 
 途中、道端に道祖神が立っていたりする。

 私達は、一礼した。





 更に進むと





 左手の林の中に埋もれている廃屋を発見。

 もう崩壊しているが、チェックする事にした。

 手前は、山から流れて来ている水が通る側溝だ。

 橋はないので、飛び越える。




 
 blackmetalのcdジャケットに出て来る様な絵画だ。


 


 コンクリート塀があったりする。





 建物は古い。





 中を覗いてみる。

 スチールの書類入れらしき物がある。

 入る際、獣が棲んでいて飛び出して来ないかと緊張しつつ中へ入る。





 頭を木材にぶつけない様に気をつける。





 薬品収納等で使用する様な硝子扉の付いた棚があった。









 奥の方は潰れている。





 入って来た方はまだ空間がある。









 ざると裸電球が落ちていた。

 この廃屋は、事務所だったのか?ちょっとした治療が出来る施設だった様な感じもする。





 隣には、壁らしき物が残っている。

 こちらも建物が建っていたのだろう。





 壁を調べる。

 薄いコンクリートが剥げている場所からレンガ?が見えている。





 山から流れて来る水の溜まった跡があった。





 壁の裏

 ブロック?!

 レンガとブロックで出来ている、面白い作りだなあ





 廃屋の方は、木造だが、こちらは石作り、ダイナマイト等の危険物倉庫だったのかもしれない。

 鉱山施設の名残りだと思うが、閉山後、西部の町に見立てたテーマパークになっており、坑道見学等も運営していた様なので、その時の施設の可能性もある。

 道へ戻る。





 少し行くと橋が架かっていた。
 渡ってみると





 こんな所に小さな墓か碑がぽつんと立っていた。
 
 そして、藪の奥には





 岩穴があり、ブロックで塞いであった。
 
 かなり古い採掘坑跡だろう。

 先程の石碑の様なものは、この穴を掘った責任者の碑だろうか?

 そして、また道に戻り、少し行くと




 
 また、木を並べて作った橋があった。

 行ってみると





 また廃屋があった。





 完全に潰れていた。
  
 「あ、これって、さっきの廃屋の奥側だよ!そうだそうだ、長いと言うか、わりとしっかりした建物だったんだ!」





 屋根に上がって撮影しようと思ったが、絶対抜けるんで、止めておいた。

 先へ行ってみる。





 コンクリートの構造物を発見。
 堰か?





 上から見分してみる。
 何だか不思議な場所だ。




 
 落下しない様に網が張ってある。

 部屋になっている様子なので、入ってみる事にする。





 鉄の扉が開いている。

 何だか異様な雰囲気だ。


 



 


 何かの倉庫なのか?

 部屋を確認してみよう。





 空である。

 天井に穴が空いている。

 隣の部屋も観てみる。





 焼却炉みたいだ。

 山の土砂崩れが遭った様な斜面を少し登った変な場所に作られていた。





 私はあの奥から入って来た。


 


 状況見分すると、入り口左右に鉄の柱が立っており、柱の上に上記形をした物が付いている。
 宗教的な形の様でもある。

 後日廃墟好きの人を案内したが、とても嫌な場所だと言って直ぐ離れてしまった。
 私もここは、何か雰囲気が違う場所だと感じている。まあ単なる焼却炉だろうが、壁に囲まれた作りが変である。




 
 炉の上の煙突。





 道に戻り、先へ行く。




 
 当リがまるで、ここより先へは行くなと言う様に立ち塞がっていた。





 木を潜ると、先に鳥居が見えた。


 


 少し行くと、左脇に柱が建っている。




 
 石柱には、合資会社・昭和11年11月吉日と彫ってあった。





 右手側には、石垣があった。





 鳥居が近付いて来た。





 HN「キャプテン、あの鳥居、蔓が絡まっていい感じですね!」

 ハヤト「正に廃神社があるという感じで良いですよね。」





 鳥居から向こうは、まるで異界の様だ。 





 神社名は「山神社」


 


 右側の樹木の中に石が並んでいるが見えた。





 石碑である。3m位あった。









 写真では分からないが、文字がぎっしりと彫ってあった。





 裏側

 続く>>