今日は妻の親友の父親の葬儀のために沼津からレンタカー(プリウス)を借りて、西伊豆の龍泉寺まで行ってきました。国道136号線沿いにある小さなお寺(曹洞宗)ですが、資料館があって、そこに収蔵されている、白隠禅師の仏画を見ることができました。老僧(達磨)がこちらをギロっと睨んでいる画でした。仏画の下におかれた解説を読むと、白隠禅師は沼津の生まれであることが分かりました。
また、そこには幕末の三舟とい . . . 本文を読む
高山寺を開山した明恵上人について、今回興味を覚え、その生涯や悟りについて少し調べてみました。
お釈迦様の悟りである、次の二つの境地
山川草木国土悉皆成仏
有情非情同時成道
これは、明恵の境地でもあったようです。彼は華厳経を学び、この宇宙のすべてものの中に真理が存在していると考えていたようです。
>> この土砂の一つに控えられてあるを菩薩と云う。功徳と云うものは、この一々の屏風・畳にもあ . . . 本文を読む
アッシジと言ってもお寺ではありません。イタリアの地名です。生長の家の創始者、谷口雅春先生が生長の家を立教する前に、その清貧の生き方を模倣されていたという聖フランシスコのつくった教会、聖フランシスコ教会がある町です。
前置きが長くなりましたが、高山寺のリーフレットによると、この聖フランシスコ教会と高山寺が、1986年10月26日に、「教皇ヨハネ・パウロ2世の祝福を受け、兄弟教会の約束をした」と書 . . . 本文を読む
人間に罪意識があると、肉体を傷つけたくなります。これは、自分で自分を処罰する、自己処罰といわれるものです。人間は自分の本質は霊であると知っているから、罪を犯してきたと思うと自分の肉体を否定しようとするのです。お釈迦様の時代のバラモン教徒の行者が肉体を傷つけることを修行としていたこともこの肉体否定の一種です。肉体を傷つければ傷つけるほど、歓びを感じるのです。肉より霊が勝ったと思い込むのです。
『生 . . . 本文を読む
三井不動産のフリーマガジン「GINZANIA」のwinter号が地下鉄駅にあったので、電車の中でパラパラしてみました。すると、「ビフォー銀座の過ごし方。」という見開き頁があり、右頁には、松屋ウラの喫茶店で毎月1回行われている「論語」をみんなで読む「朝の読書会」の話が。左頁には、月2回、TIPNESS ONE 日比谷で行われている、女性向けの無料モーニングヨギーニというヨガのレッスンの話が写真付で . . . 本文を読む
今日は妻の勧めに従って二人で「禅 ZEN」という道元禅師を主人公にした映画を観に行きました。道元禅師はご承知のように、鎌倉時代に宋に渡り、如浄禅師に師事して悟りを得、帰国してのち越前に永平寺を建立し、曹洞宗の開祖となった高僧です。映画のテーマは「只管打坐(しかんたざ)」のようでした。心身を脱落して、欲を捨て、悟ろうとする心も捨ててただひたすらに座禅に打ち込むことを表現していました。
昔の時代の . . . 本文を読む
アメリカの金融破綻の影響で、自動車業界をはじめとした日本経済が大きな打撃を受けています。リストラされたというニュースも多いのですが、この言葉は元々“首切り”の意味ではなく、事業の再構築の意味から派生した用例のようです。
日本の経済も米国経済も、自動車産業を軸とした構造になっていますが、今、この産業の構造変化が求められているということでしょう。それが世界経済の「リストラクチュアリング」ということ . . . 本文を読む
キリスト教で行われる洗礼の由来については、『新約聖書』にあるイエスがヨハネから受けた洗礼だといわれています。イエスを描いた映画、『キングオブキングス』では、イエスがヨルダン川でヨハネから洗礼を受ける場面が出てきました。
マタイ伝によれば、ヨハネは「わたしこそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに」とイエスに言うのですが、イエスは「正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいことです」と言って、ヨハ . . . 本文を読む
生長の家総裁・谷口清超先生が去る10月28日の夜、天寿を全うされ、ご昇天されました。一信徒として、また親しくご指導を頂いたものの一人として、心より感謝を捧げますともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、長崎県西海市に生長の家総本山が建立されるとき、清超先生(当時は副総裁)が風力発電機を設置することを提案されたという話をもれ聞きました。しかし、建設会社が風況調査(風力や風向などの気象データの観 . . . 本文を読む