龍田 樹(たつた たつき) の 【 徒然ブツブツ日記 】

目についたこと気になることをブツブツと語っていきます。たまぁ~に神霊的情報も有り。更新はかなり気ままですので悪しからず。

敵対勢力を争わせるのが支配の常道(その4)

2011-07-15 13:40:54 | “陰謀論”コラム

清和会が“親米”なら、経世会は何かというと小沢の中国への貢調外交に代表される“親中”です。自民党にも二階(経世会)のような親中派がいます。興味深いのは、民主党親中派の小沢も自民党親中派の二階も、西松違法献金がらみで、失脚しつつあることです。

政治の見方として、『自民党VS民主党』よりも『清和会VS経世会=親米派VS親中派』の切り口で見ていった方が分かりやすいのかもしれません。

昨日書いたように、民主党の中にも親米派は存在していて、それが凌雲会グループです。小沢が失脚しつつある状況で、凌雲会メンバーが現政権の中枢にいます。(枝野官房長官・安住国体委員長・細野原発大臣) 民主党内部でも『親米派VS親中派』の綱引きは存在するのです。

その誕生が疑惑にまみれた森政権の後を受けたのが小泉ですが、小泉政権によって清和会は勢いづき、その後安倍、福田と清和会の総理総裁が連続します。既に小沢が離脱し、その後小泉によってぶっ壊された経世会は急速に衰退して、現在は自民党額賀派として命脈を保っているにすぎません。“経世会・親中”の本流は、小沢が民主党の中に持ち込んだことによって、自民党から民主党に移行しているのだと思われます。

小泉政権の後を受けて誕生した安倍政権は、当初マスコミも持ち上げそれによって国民の期待度も高く順風満帆なスタートを切ったかのように見えましたが、大臣の自殺事件や閣僚の問題発言など閣内スキャンダルに見舞われて参議院選で大敗し政権運営が困難になり心身症を発症して突然の辞任するという結末になりました。この安倍政権の推移を見ていると、やはりそこには“安倍潰し”を画策した勢力があるのではなかと考えてしまうの私だけでしょうか? それより少しさかのぼって、小泉政権下、偽メール問題で当時の民主党代表前原が辞任しますが、これも凌雲会潰しの策謀であったのかもしれません。(凌雲会は親米派) 

そう考えると、小泉政権直後から“反親米勢力”が猛烈な巻き返しを図ってきたように見えます。その“反親米勢力”とは、当然小沢なのでしょう。自民党の経世会は力を失いましたが、小沢の率いる“一新会”と“北辰会”が経世会の流れを引き継いでいるのだと思われます。

(つづく)


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