皆様おはようございます。
連休が明け、昨日夜に飯田市に入りました。
私の日常の仕事は飯田市で太陽光発電事業とESCO(省エネ)の事業を営んでいます。太陽光発電は38ヶ所の保育園・幼稚園や公民館の屋根に設置した合計208kWの発電設備から、その施設と中部電力に電気を売っています。いわば小さな電力会社です。
ESCO(省エネ)事業は年間の電気料金が100万円クラスの小規模事業所や商店などへの省エネ診断と機器設置です。ESCO=エスコとは削減するコストで初期投資コストを回収するシステムなのですが、年間100万円クラスでは10%削減しても年間10万円です。したがって大規模な工事や装置はつけられません。大手企業がやっている大規模エスコに比べると10%から20%くらいが技術的な限界かな・・というのを感じています。
これを補うのは、各お客さんの省エネマインドです。技術でカバーできることが15%削減でも、お客さんの日々の省エネ努力が加わると倍の30%にもそれ以上にもなります。
逆にお客さんが省エネ機器をつけたのだから削減できてるはずだ・・と省エネ努力を怠ったら、その削減額はあっという間に消えてしまいます。消費量が削減額を超えて伸びてしまうからです。
したがってエスコとは、ただ機械を設置することではなく、お客さんの省エネマインドを育て大きくすることである・・どっちかというとこっちが大きい、ということになります。
昨年のまさに連休明けから1年間、飯田市に月曜日に入っては金曜日に戻るという単身赴任生活で省エネとの格闘をしてきました。その甲斐あってか、やっとどうにか「道」が見えてきました。
この規模の小規模エスコは、おそらく世界でも初めてかもしれません。その一つのスタイルが確立されてきたというところです。
いまは照明と空調への対応がほとんどですが、次は断熱・遮熱、空気の流れなどにも挑戦したいと思います。
この歴史的会社名は「おひさま進歩エネルギー有限会社」
http://www.ohisama-energy.co.jp
飯田市の実践がいろいろでています。のぞいて見て下さい。
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