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ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

新井素子が好き

2006-03-31 23:27:19 | みたもの・きいたもの・よんだもの
久々に新井素子を読んだ。
「ハッピーバースデー」という、ちょっと怖い話。狂気と正気の狭間を描くのが、上手だな、と思う。まあ極端な登場人物たちなのだが。

多作な作家さんではないので、本屋で未読のものを見つけてつい買ってしまった。

新井素子は小学生の頃、コバルトにはまった頃からすごく好きで、今に至っている。
私のベストは『絶句』か『二分割幽霊忌憚』。
定番の『星へ行く船』シリーズも大好きだ。山崎太一郎さんは、中学の頃の憧れだった。
あの頃はどうも「ぶっきらぼうだけど実は優しくて頼りになる」路線が好みだったらしい。挙げるときりがないが、女子校だった私は、本や漫画の中に憧れの人がいっぱいいた。

久々に読むと。
私も少し大きくなった。
新井素子は変わらない。

昔よりは、違和感を感じながら読んでいる。
あの独特の文体は、好みが別れるだろう。
妙に語りかけてくる心理描写とか、やけに細かい思考回路の描写とか。

でも新井素子はやっぱり好き。
なんでかはうまく説明できないけど。

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3 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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新井素子だぁ (くまきち)
2006-04-01 00:45:54
えっと、コメントです(笑い)。

新井素子さんは私が高校時代に初めてハマった作家で、『星へ行く船』のシリーズや『いつか猫になる日まで』『ひとめあなたに』などをくりかえしくりかえし読んだのを覚えています。



まぁ、たしかにあの作風は好き嫌いがはっきり別れるでしょうねえ。新井素子の本(特にコバルト文庫のもの)は絶版になっているものも多く、神田神保町のSF専門古書店でもなかなか手に入らないので、BOOKOFFで『ひとめあなたに』を見つけたときに心の中で叫びつつ、急いでレジに走ったものです。

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心のバイブルです(笑) (ぽぽ)
2006-04-01 09:53:54
新井素子さんの「結婚物語」と「新婚物語」は小学生くらいのときに読んで、以来数え切れない数読み返したものでした。

結婚直前にはダンナにも全シリーズ読ませたし(笑)

先日も久々に実家に帰ってきて読み返し、懐かしく思ったものです。

ちなみに私が持っている本のカバーは今の書店では絶対手に入らないであろう沢口靖子のものです。

(当時ドラマをやっていたので)
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結構\ファン多いのね (しず)
2006-04-01 10:17:35
>くまきちさん

えっと、コメント返しです。

うまい!新井素子だよ~!!

私は多分、エッセイ以外の作品はほとんど持ってますね。絶版になってしまっているファンとして寂しい限り。

『ひとめあなたに』の裏話の『宇宙魚顛末記』もかなり面白いですよ。BookOFFで見つけたらぜひお買い求めくださいp(^^)q





>ぽぽさん(この名前ってなんかのゲームの主人公?)

結婚と新婚読んで、子供ゴコロに「結婚って面倒くさそう…」と思ったことを覚えてます。

ドラマも懐かしい!沢口靖子と陣内孝則。

今思うと、ドラマ化!とか映画化!とかできる作品はあんまりないよね…。

多分私は嫁入りにあらもとさんの本、持ってくだろうな…
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