ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

親子観劇室

2006-08-19 20:50:14 | みたもの・きいたもの・よんだもの
昨日、四季の鹿鳴館を観たのだが、咳がかなりひどく出てしまった。
1幕を観たところで、どうにも限界。前のおじさんには何度も睨まれた揚句に注意されるし、連れはロビーのモニターで観ようと提案してくるしどうしもんかと思っていたところ。

ふと思い出したのだ。

「親子観劇室」の存在を。

新名古屋ミュージカル劇場へ行ったことのある方は、1階の1番後ろにガラス張りの部屋があるのをご存知だと思う。
そこが親子観劇室。子供がぐずったときなどに舞台を観ながらあやすことができるお部屋だ。
防音ガラスなので中の音は聞こえないが、中の人はスピーカーを通じて舞台の音を聞くことができる。
劇場の方に事情を話したら、非常に感じよくつかわせていただくことができた。
やはりガラス越しスピーカー越しは生とは少し違うが、モニターで観るよりは100倍いい。心置きなく咳もでき、2幕も楽しむことができた。
めったにできない経験ができたし。四季の気配りとか対応とかってすごいなぁと思った。

芝居そのものは、自身のコンディションが悪かったせいでいまいち集中できなかったが、様式美を感じた。
三島の戯曲を読んでみようと思った。

咳のせいでご迷惑をかけて、申し訳ないと思っている。