nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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また勘違い

2010-09-24 17:48:33 | 経営
介護支援専門員の業務はお客様の状態を把握し生活支援をすることと思ってきた。
その生活支援を実現するためにサービスにつなげる、事業者を紹介すると思っていた。
どうやらサービス提供事業者にとってはそれだけでは不十分のようだ。
お客様がサービスを利用するためには利用できる環境をつくらないとサービス提供事業者はうまくお客さまに利用してもらえない。ヘルパーに入ってもらうには事業者の引き合わせはもとよりヘルパーとの顔合わせを行ってお客さまにこういう人がくることを知ってもらう。ディに行くには体一つというわけにはいかない。事前の準備がいる、それが自分でできないときは家族が変わって用意をするという体制をつくるか、別のサービスを利用してでも体制を整えるか、そうした準備にまで配慮をして初めて事業者は安心して介護に専念できる。
介護支援専門員はお客様と同時にサービスを提供する事業者にも配慮する、社会資源の把握とはこのことまでを含んで言うのだと。

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4 コメント

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紹介ではなく調整 (どりーむ)
2010-09-25 14:51:55
いつも、拙blogにコメントをありがとうございます。

記事の内容、
おっしゃるとおりだと思います。

介護支援専門員は、
単に、サービス事業者を紹介することが
仕事ではないですね。
旅行会社に旅館を紹介してもらうのとは異なります。

サービスの調整をするのが私たちの役目。
利用者さんが気持ちよくサービスが受けられるのと同時に、
サービス事業者側が気持ちよくサービスを提供できるよう、
その環境を整えることも、
大事な役割だと思います。

よく「公平・中性」ということが言われます。
これは、単に、
サービスの囲い込みをしないとかというだけでなく、
利用者や、サービス事業者との間においても
中立的な立場に立ち、
時には、
万が一、利用者が不当な要求をするようであれば、
サービス事業者を守る、という
立場にたつこともあるかと思います。

間に立つとは、難しい事ですね。

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支援対象が中心 (syounosuke)
2010-09-26 11:18:34
「どーりーむ」さんの書かれる内容の深さに感嘆しております管理人です。
「考える」ときの始点はお客さまの生活をどうするか、ではないかと思います。
この視点がないと間に立つとあちらをむいたりこちらを向いたりと振り回されることになりかねなません。
返信する
わかっていても・・・ (どりーむ)
2010-09-26 19:40:37
過分なお言葉をありがとうございます。

きっと、おわかりなのだと思いますが、
つい
>「考える」ときの始点はお客さまの生活をどうするか
と、書いちゃうんでしょうね。

あえて、訂正させていただければ、

「考える」ときの視点はお客様が生活をどのようにしていきたいか

ですね。
あくまで、支援対象者が中心ですからね。
返信する
ご指摘の通り (syounosuke)
2010-09-27 18:53:51
どうも、クセといいますか言葉が足りない自分の悪いところです。
「どうするか」は一定の形につくる、それで終わり。
「どうしていくか」は継続的、時間的かかわりのなかに完成形を創りだす作業。
いや、ご指摘のとおり、大きな違いがあります。
これからは気をつけて書かなければいけません。
返信する

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