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介護支援専門員の業務可視化について-2-

2010-06-26 19:15:30 | Weblog
【資格取得・基礎資格・受験・研修】
前回同様、本題のまえに介護支援専門員の業務について考えています。
前回は業務の特徴にふれました。今回は介護支援専門員の資格についてです。
周知の通り介護支援専門員となるためには医療及び福祉の資格取得が前提(基礎資格)で、くわえて実務経験があってはじめて介護支援専門員の試験を受験する要件を満たす。この試験に合格したのちに研修を履修し名簿に記載したのち資格取得という制度となっている。
この資格取得に至る過程で一定の資質が担保されており、資格取得後も生涯を通した研修制度が整備され、介護支援専門員の能力開発が行われる。この研修は国が規定した内容であることから介護支援専門員の能力にそれほどの差が生じないという仕組みとなっている。これが介護支援専門員の基礎資格による差異はあるものの介護業界の意識として介護支援専門員の同一性が醸造されやすく、しいては資格、研修の面からも介護支援専門員が介護給付管理からの脱却がはかりにくい構造となっている。
介護支援専門員が行う業務は「介護支援等の事業に係る人員及び運営に関する基準」でその業務内容が規定されており、上記の資格取得の制度及び研修制度に合わせて業務自体に差別化は生じにくい体質となっている。
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