「最強の医療戦略セミナー」から今1つ、中医協に参加し診療報酬改定作業に病院側代表として携わった方の話からは報道からわからないこともあった。報道では中医協はぎすぎすした印象だが結構真剣な話し合いのようで、診療報酬改定には根拠を提示して議論をしている印象をうけた。おそらく診療の在り方や技術などを根拠にしているのだろうとうことが想像できるのだが、介護報酬改定では根拠を示して議論をしているのだろうかと思う。
今日も総務省から介護労働者の離職と介護報酬について疑問が提示され、内容を吟味することを厚生労働省に要求しているようで、また、介護予防についてもサービス受給後の効果について測定することも求めている。
本年は介護報酬改定作業の年に当たり各方面から介護報酬改定に関して要求、要望が上がっているが、その要求にどこまでみんなが納得できる証拠を提示しているだろうか、要求自体は肯首できても要求をのませるまでの説得材料までも提示しないとみんなの合意として要求は通らないと思う。
居宅の単位数に関し私論として前日ブログに書いたがその趣旨は引き上げの要求ではなくケアマネジメントを確立していく方法として介護報酬改定をとらえている。
私論には確たる根拠はないかもしれないが論理としては成り立つのでないかと思っている。
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