訪問美容のディチャーム株式会社は、高齢者とITを繋げる新たな試みとして、高齢者施設の入居者を対象に、360度動画によるバーチャルリアリティを利用した疑似帰宅体験「VR帰宅」サービスのプロトタイプを実装、提供するという。無料だがディチャーム利用者限定だ。
居宅介護支援の特定事業所加算について、人員や体制、利用者の状況等を踏まえた評価が行われているが、質の高いケアマネジメントとする観点から、どのような対応が考えられるか。
さらに、居宅介護支援事業所の公正中立性の確保や、資質向上、業務負担軽減等について、これまで事業所内における取組や研修体系の見直し等を進めてきたが、今後、公正中立性の確保や、資質向上、業務効率化を一層図っていく観点から、どのような対応が考えられるか。
資料として各種意見(令和元年介護保険部会と平成29年介護給付費分科会資料など)、公正中立性への指摘(会計検査院・参議院決議)、特定事業所加算の要件、基本報酬と加算減算算定要件、特定事業所加算算定できない理由、公正中立性の取組、介護サービス情報の公表制度と施行、調査研究事業、同参考、参考としてホワイトボックス型AIを示した。
そのうえで検討の方向案に居宅介護支援の特定事業所加算について、質の高いケアマネジメントとする観点から、また、医療や介護に加え、インフォーマルサービスも含めた多様な生活支援が包括的に提供されるような居宅サービス計画の作成を推進していく観点も踏まえつつ、要件の見直しや評価軸が異なる加算(Ⅳ)の在り方について、検討してはどうか。
居宅介護支援事業所のケアマネジメントの強化を図るため、
・情報公表制度等も活用しながら、公正中立性を高める方策
・「適切なケアマネジメント手法」等も活用しながら、資質向上や業務効率化等を図る方策についてどのように考えるか、を示している。
ここでは特定事業所加算(Ⅳ)の見直しと、ケアマネジメントの強化では情報公表制度の活用とケアマネジメント手法による資質向上と業務効率化を提起している。