40年の収入を上回る借金を抱えた越前大野藩、20年の返済計画で借入先に納得してもらい、それを17年で完済した。これを行ったのは武士ながら回産物商売を行った内山七平右衛門を小説にした大島昌宏「そろばん武士道」。華々しい龍馬や西郷以外にこんな幕末もあったかと目を見張る。
40年の収入を上回る借金を抱えた越前大野藩、20年の返済計画で借入先に納得してもらい、それを17年で完済した。これを行ったのは武士ながら回産物商売を行った内山七平右衛門を小説にした大島昌宏「そろばん武士道」。華々しい龍馬や西郷以外にこんな幕末もあったかと目を見張る。